【市況】東京株式(大引け)=218円高、米株高に追随し4日ぶり反発
4日の東京株式市場は、前週末の米株高を引き継ぎリスク選好ムードの地合いとなり、日経平均株価は反発に転じ2万6000円台を回復した。
大引けの日経平均株価は前営業日比218円19銭高の2万6153円81銭と4日ぶり反発。プライム市場の売買高概算は10億9779万株、売買代金概算は2兆4396億円。値上がり銘柄数は1515、対して値下がり銘柄数は286、変わらずは37銘柄だった。
きょうの東京市場は、広範囲に自律反発狙いの買いが優勢となり、前週後半の下げ相場から脱却する形となった。前週末の米国株市場では、経済指標の発表を受けた米10年債利回りの低下を背景に、主力大型株を中心に幅広く買われる展開となり、NYダウが320ドルあまりの上昇を示した。これを受けて東京市場でも投資家のセンチメントが改善した。今晩の米国株市場が休場ということもあり、買い一巡後はアジア株市場や米株価指数先物の動きなどを横目に日経平均は伸び悩む動きをみせた。前週末に米半導体関連株が売られたことで、この流れが一部の同関連銘柄に波及し、全体指数を押し下げる形となった。ただ、個別株の物色意欲は旺盛だった。値上がり銘柄数は1500を超え、プライム市場全体の8割強を占めている。
【市況】日経平均は4日ぶり反発、先週末の堅調な米株式相場受け押し目買い優勢/相場概況
日経平均は4日ぶり反発。先週末1日の米株式市場でNYダウは321ドル高と反発。6月ISM製造業景況指数が予想以上に悪化したことで景気後退懸念が再燃し、一時下落に転じる場面があった。一方、FRBの急速な利上げの思惑が後退したことからNYダウはその後上昇に転じ、取引終了にかけて上げ幅を広げた。堅調だった先週末の米株式相場を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。日経平均が先週末までの3日続落で1100円を超す下げとなったことから、押し目買いも入りやすかった。前場はダウ平均先物が軟調なことなどから日経平均は伸び悩む場面もあった。今晩の米市場が休場となることもあり、後場はやや見送りムードが広がる中、ダウ平均先物の下値が堅かったことなどもあり、日経平均は取引終了にかけて底堅く推移した。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 4日ぶり反発、米株高に追随しリスク選好の買い優勢 (7月4日)
1.日経平均は4日ぶり反発、前週末の米株高に追随する展開
2.米株市場では長期金利低下を背景に主力大型株中心に買われる
3.東京市場も自律反発局面へ、ただ買い一巡後は上値の重さ意識
4.米半導体株が売り込まれ、東京市場も同関連株が足を引っ張る
5.個別物色意欲は旺盛で、東電HD筆頭に原発関連株の上昇顕著
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは前日比321ドル高と反発した。米長期金利が低下したことを受け、ハイテク株の一角やディフェンシブ株が買われた。
週明けの東京市場では、前週末の米株高を引き継ぎリスク選好ムードの地合いとなり、日経平均株価は反発に転じ2万6000円台を回復した。
4日の東京市場は、広範囲に自律反発狙いの買いが優勢となり、前週後半の下げ相場から脱却する形となった。前週末の米国株市場では、経済指標の発表を受けた米10年債利回りの低下を背景に、主力大型株を中心に幅広く買われる展開となり、NYダウが320ドルあまりの上昇を示した。これを受けて東京市場でも投資家のセンチメントが改善した。今晩の米国株市場が休場ということもあり、買い一巡後はアジア株市場や米株価指数先物の動きなどを横目に日経平均は伸び悩む動きをみせた。前週末に米半導体関連株が売られたことで、この流れが一部の同関連銘柄に波及し、全体指数を押し下げる形となった。ただ、個別株の物色意欲は旺盛だった。値上がり銘柄数は1500を超え、プライム市場全体の8割強を占めている。
日経平均・・・26,153.81円 218.19円
TOPIX・・・1,869.71円 24.67円
JPX日経400・・・16,804.04円 228.59円
東証マザーズ・・・654.10円 7.81円
東証REIT指数・・・1,970.27円 24.72円
米ドル円・・・135.70円 0.4円
ユーロ/円・・・141.58円 0.26円
NYダウ・・・31,097.26円 321.83円
NASDAQ・・・11,127.84円 99.1円
上海総合・・・3,405.42円 17.78円
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