【市況】東京株式(大引け)=320円高と大幅続伸、半導体関連株などに買い戻し流入
24日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸。半導体関連株などハイテク株に買い戻しが流入し、一時2万6500円に乗せる場面があった。
大引けの日経平均株価は前日比320円72銭高の2万6491円97銭。プライム市場の売買高概算は12億4447万株。売買代金概算は2兆9584億円となった。値上がり銘柄数は1336と全体の約73%、値下がり銘柄数は446、変わらずは56銘柄だった。
前日のNYダウが194ドル高と上昇。米景気後退への警戒感が強いものの、ハイテク株やディフェンシブの一角が買われた。この米国株高が安心感を生み、東京市場も買いが優勢となる展開。寄り付きは前日比で50円強の小幅高で始まったが、その後は買いの勢いが強まり、後場に入り上昇幅は300円を超え一時2万6500円に乗せた。半導体関連株や機械株、海運株などが上昇した。一方、自動車株や不動産株などが値を下げた。
【市況】日経平均は大幅続伸、金利低下でハイテク・グロース株の買い戻し強まる/相場概況
日経平均は大幅続伸。23日の米株式市場ではNYダウが194ドル高と反発。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は下院での議会証言で、インフレ抑制に「無条件」で取り組む意欲を示し、6月製造業PMIの悪化と相まって景気後退懸念が強まった。ただ、議長が景気後退は必然ではないと言及したほか、金利低下を受けたハイテク株の買いが相場を支え、主要株価指数は上昇、ナスダック総合指数は+1.62%の大幅反発となった。米株高を引き継いで日経平均は57.17円高からスタート。ナスダック100先物や香港ハンセン指数が大きく上昇するなか、ハイテク・グロース(成長)株の買い戻しが強まり、日経平均は終日上値を試す展開となった。後場後半には26500円を超える場面もあった。
大引けの日経平均は前日比320.72円高の26491.97円となった。東証プライム市場の売買高は12億4447万株、売買代金は2兆9584億円だった。セクターでは海運、化学、サービスが上昇率上位となった一方、石油・石炭、保険、空運が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の73%、対して値下がり銘柄は24%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、米株高を受けハイテク株などが買われる (6月24日)
1.日経平均は320円高と大幅続伸、一時2万6500円を回復
2.前日のNYダウは194ドル高と反発し市場に買い安心感広がる
3.ハイテク株などに買い戻しが流入し、機械株や海運株などが高い
4.レーザーテクや東エレク、アドテストなど半導体株が買われる
5.トヨタ自動車など自動車株や三井不など不動産株は値を下げる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比194ドル高と反発した。米長期金利の低下を受け、割高感が薄れたハイテク株などが買われた。
東京市場では、日経平均株価は大幅続伸。半導体関連株などハイテク株に買い戻しが流入し、一時2万6500円に乗せる場面があった。
前日の米国市場ではNYダウが上昇。米景気後退への警戒感が強いものの、ハイテク株やディフェンシブの一角が買われた。この米国株高が安心感を生み、東京市場も買いが優勢となる展開。寄り付きは前日比で50円強の小幅高で始まったが、その後は買いの勢いが強まり、後場に入り上昇幅は300円を超え一時2万6500円に乗せた。半導体関連株や機械株、海運株などが上昇した。一方、自動車株や不動産株などが値を下げた。
日経平均・・・26,491.97円 320.72円
TOPIX・・・1,866.72円 14.98円
JPX日経400・・・16,785.71円 155.7円
東証マザーズ・・・671.67円 36.12円
東証REIT指数・・・1,914.46円 5.37円
米ドル円・・・135.13円 -0.24円
ユーロ/円・・・142.13円 -0.11円
NYダウ・・・30,677.36円 194.23円
NASDAQ・・・11,232.19円 179.11円
上海総合・・・3,349.74円 29.59円
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