【市況】東京株式(大引け)=347円高と急反発、2カ月ぶり高値圏に上昇
3日の東京株式市場で日経平均株価は急反発。値がさハイテク株などが買われ、日経平均株価は4月上旬以来、2カ月ぶりに2万7700円台に値を上げた。
大引けの日経平均株価は前日比347円69銭高の2万7761円57銭。プライム市場の売買高概算は11億828万株。売買代金概算は2兆6793億円となった。値上がり銘柄数は995と全体の約54%、値下がり銘柄数は774、変わらずは68銘柄だった。
前日の米株式市場で、NYダウは435ドル高と3日ぶりに大幅反発した。米ADP雇用統計は市場予想を下回り米金融引き締めへの警戒感が後退し、ハイテク株を中心に買いが流入した。これを受け、東京市場も買い優勢となり、半導体関連など値がさ株を中心に値を上げた。2日のOPECプラスで増産が決定されたが、規模は小さいとの見方から原油価格は上昇したことで、石油関連株は堅調だった。ただ、今晩は米雇用統計の発表が予定されていることから、後場にかけては高値圏での一進一退状態となった。
【市況】日経平均は大幅反発、米雇用統計前の買い戻しで27500円を優に回復/相場概況
日経平均は大幅反発。2日の米株式市場でNYダウは435ドル高と3日ぶり反発。連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード副議長のタカ派発言が伝わると一時売りが強まる場面があったが、その後上昇に転じて終日堅調に推移。石油輸出国機構(OPEC)プラスが原油増産幅の拡大で合意したことや長期金利の上昇が一服したこともあり、ナスダック総合指数は+2.68%と3日ぶりの大幅反発。日経平均は246.74円高からスタートすると、朝方に27776.33円(362.45円高)まで上昇したが、その後はしばらく伸び悩んだ。ただ、今晩に米5月雇用統計を控えるなか売り方の買い戻しも進んだとみられ、今日の安値は午前中ごろに付けた27614.86円と節目の27500円を優に超える水準。前引けにかけては再び強含み、後場もその流れのまま堅調推移、一時朝方に付けた高値に迫る場面もあった。
大引けの日経平均は前日比347.69円高の27761.57円となった。東証プライムの売買高は11億0828万株、売買代金は2兆6793億円だった。セクターでは鉱業、精密機器、非鉄金属が上昇率上位となった一方、保険、空運、その他金融が下落率上位となった。東証プライムの値上がり銘柄は全体の54%、対して値下がり銘柄は42%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 急反発、米株高を受け値がさ株を中心に買い優勢 (6月3日)
1.日経平均は急反発、買い先行の展開に
2.前日のNYダウは435ドル高と上昇し安心感が広がる
3.日経平均は2万7700円台と2カ月ぶり高値圏に上昇
4.レーザーテクや東エレクなど値がさ半導体株が買われる
5.OPECプラスは増産もINPEXや石油資源は値を上げる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比435ドル高と3日ぶりに反発した。米ADP雇用統計が市場予想を下回り、FRBによる利上げ懸念が後退し買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は急反発。値がさハイテク株などが買われ、日経平均は4月上旬以来、2ヵ月ぶりに2万7700円台に値を上げた。
前日の米株式市場で、NYダウは3日ぶりに大幅反発した。米ADP雇用統計は市場予想を下回り米金融引き締めへの警戒感が後退し、ハイテク株を中心に買いが流入した。これを受け、東京市場も買い優勢となり、半導体関連など値がさ株を中心に値を上げた。2日のOPECプラスで増産が決定されたが、規模は小さいとの見方から原油価格は上昇したことで、石油関連株は堅調だった。ただ、今晩は米雇用統計の発表が予定されていることから、後場にかけては高値圏での一進一退状態となった。
日経平均・・・27,761.57円 347.69円
TOPIX・・・1,933.14円 6.75円
JPX日経400・・・17,418.91円 71.83円
東証マザーズ・・・670.37円 9.83円
東証REIT指数・・・2,004.87円 -6.95円
米ドル円・・・130.49円 0.61円
ユーロ/円・・・139.79円 1円
NYダウ・・・33,248.28円 435.05円
NASDAQ・・・12,316.89円 322.43円
上海総合・・・3,195.45円 13.3円
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