【市況】東京株式(大引け)=119円高、続伸も買い一巡後は伸び悩む
16日の東京株式市場は前週末の米株高を受け日経平均株価が続伸したが、買い一巡後は伸び悩み、上げ幅を縮小する展開となった。
大引けの日経平均株価は前営業日比119円40銭高の2万6547円05銭と続伸。プライム市場の売買高概算は15億49万株、売買代金概算は3兆1759億円。値上がり銘柄数は634、対して値下がり銘柄数は1172、変わらずは31銘柄だった。
きょうの東京市場は、日経平均が前週末の大幅高に続き戻り足をみせる展開だったが、上値では売り圧力の強さも確認された。値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回ったほか、TOPIXは小幅ながらマイナス圏で着地している。前週末の欧米株市場が揃って高く、この流れを引き継ぐ格好となったが、日経平均は欧米株市場に先立って大幅高をみせていたこともあって、きょうは朝高後に上値の重さが意識される相場となった。半導体関連の主力株が買われ全体指数を押し上げる一方、鉄鋼や非鉄株への売りが目立った。前場取引時間中に発表された中国の経済指標が市場コンセンサスを下回り、中国景気の減速が警戒されたことが市場のセンチメントを低下させた。米株価指数先物が軟調に推移したことも嫌気され、次第に上げ幅を縮小した。
【市況】日経平均は続伸、米株高を引き継ぐも伸び悩み、後場ややこう着/相場概況
日経平均は続伸。13日の米国市場でNYダウは7日ぶりに大幅反発し、466ドル高となった。パウエル連邦準備理事会(FRB)議長が0.75ptの利上げについて「積極的には検討していない」と再度表明し、ハイテク株を中心に自律反発期待の買いが優勢だった。週明けの東京市場でも値がさグロース(成長)株などに買いが先行し、日経平均は325円高からスタート。ただ、先行きへの根強い警戒感から伸び悩み、前引けにかけて前週末終値近辺まで失速する場面もあった。後場になると100円前後高い水準でややこう着感を強めた。
大引けの日経平均は前週末比119.40円高の26547.05円となった。なお、東証株価指数(TOPIX)は-0.05%と小幅に反落。東証プライム市場の売買高は15億0049万株、売買代金は3兆1759億円だった。業種別では、倉庫・運輸関連業、サービス業、情報・通信業が上昇率上位だった。一方、非鉄金属、鉄鋼、その他金融業が下落率上位だった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の35%、対して値下がり銘柄は64%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、欧米株高で半導体関連などが買われる (5月16日)
1.日経平均は続伸、買い一巡後は上げ幅を縮小する展開に
2.値下がり銘柄数が多く、TOPIXは小幅マイナス圏で着地
3.前週末の欧米株に先立って買われた関係で上値の重い展開に
4.低調な中国経済指標を嫌気し、米株先物安もネガティブ材料
5.半導体関連が買われる一方、鉄鋼や非鉄株など市況関連安い
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは前日比466ドル高と7日ぶりに反発した。足もとで売られていたハイテク株を中心に自律反発狙いの買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、前週末の米株高を受け日経平均株価が続伸したが、買い一巡後は伸び悩み、上げ幅を縮小する展開となった。
16日の東京市場は、日経平均が前週末の大幅高に続き戻り足をみせる展開だったが、上値では売り圧力の強さも確認された。東証プライム市場の値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回ったほか、TOPIXは小幅ながらマイナス圏で着地している。前週末の欧米株市場が揃って高く、この流れを引き継ぐ格好となったが、日経平均は欧米株市場に先立って大幅高をみせていたこともあって、きょうは朝高後に上値の重さが意識される相場となった。半導体関連の主力株が買われ全体指数を押し上げる一方、鉄鋼や非鉄株への売りが目立った。前場取引時間中に発表された中国の経済指標が市場コンセンサスを下回り、中国景気の減速が警戒されたことが市場のセンチメントを低下させた。米株価指数先物が軟調に推移したことも嫌気され、次第に上げ幅を縮小した。
日経平均・・・26,547.05円 119.4円
TOPIX・・・1,863.26円 -0.94円
JPX日経400・・・16,796.28円 2.12円
東証マザーズ・・・657.83円 9.18円
東証REIT指数・・・1,968.65円 -3.1円
米ドル円・・・129.45円 0.65円
ユーロ/円・・・134.97円 0.83円
NYダウ・・・32,196.66円 466.36円
NASDAQ・・・11,805.00円 434.04円
上海総合・・・3,073.74円 -10.53円
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