【市況】東京株式(大引け)=109円高、米株高受け反発も上値では戻り売り
26日の東京株式市場は広範囲に買い戻される展開で日経平均株価は切り返しに転じた。ただ、2万6000円台後半で戻り売りを浴び上値は重かった。
大引けの日経平均株価は前営業日比109円33銭高の2万6700円11銭と3日ぶり反発。プライム市場の売買高概算は10億3450万株、売買代金概算は2兆5854億円。値上がり銘柄数は1105、対して値下がり銘柄数は659、変わらずは74銘柄だった。
きょうの東京市場は主力株を中心に買い戻される流れとなり日経平均は上昇した。前日の米国株市場では中国景気減速を警戒し、前半は売りに押されたものの、米長期金利の急低下を受けてハイテク系グロース株が買われ、NYダウ、ナスダック総合株価指数とも後半高くなった。東京市場でも、これを受けて目先リスクを取る動きが優勢となり、自律反発の動きをみせた。中国株市場の値動きは不安定な展開で、これを横目に積極的に上値を買う動きも見られず、日経平均2万6000円台後半では戻り売りに押され、上げ幅を縮小した。企業の決算発表本格化を前に、機関投資家にも買いポジションを低くする動きが観測され、引け際に大口の売りが出て水準を一段切り下げた。値上がり銘柄数はプライム市場全体の6割にとどまっている。
【市況】日経平均は3日ぶり反発、外部環境睨みプラス圏でもみ合い、SBGなどに買い/相場概況
日経平均は3日ぶり反発。25日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反発し、238ドル高となった。中国の新型コロナウイルス感染拡大に伴う都市封鎖(ロックダウン)が世界経済の減速につながるとの懸念が広がったが、原油先物相場の下落や長期金利の低下を受けて決算期待の根強いハイテク株を中心に買いが入った。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで152円高からスタート。その後は中国株の動向など外部環境を睨みプラス圏でもみ合う展開となったが、後場には一時26808.99円(前日比218.21円高)まで上昇した。
大引けの日経平均は前日比109.33円高の26700.11円となった。東証プライム市場の売買高は10億3450万株、売買代金は2兆5854億円だった。業種別では、陸運業、ゴム製品、情報・通信業が上昇率上位だった。一方、鉱業、非鉄金属、海運業が下落率上位だった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の60%、対して値下がり銘柄は36%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり反発、米株高受け主力株中心に買い戻される (4月26日)
1.日経平均は3日ぶり反発、米株高を受け主力株中心に買い戻し
2.米国株市場では米長期金利低下を背景にハイテク株が切り返す
3.東京市場は自律反発狙いの買い優勢となるも上値の重い展開に
4.企業の決算発表本格化を前に、機関投資家も買い手控えムード
5.売買代金首位のソフトバンクGのほか半導体関連に買いが優勢
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比238ドル高と3日ぶりに反発した。売り先行で始まるものの、米長期金利の低下を支えにハイテク株を中心に買い戻しが優勢となった。
東京市場では、広範囲に買い戻される展開で日経平均株価は切り返しに転じた。ただ、2万6000円台後半で戻り売りを浴び上値は重かった。
26日の東京市場は、主力株を中心に買い戻される流れとなり日経平均は上昇した。前日の米国株市場では中国景気減速を警戒し、前半は売りに押されたものの、米長期金利の急低下を受けてハイテク系グロース株が買われ、NYダウ、ナスダック総合株価指数とも後半高くなった。東京市場でも、これを受けて目先リスクを取る動きが優勢となり、自律反発の動きをみせた。中国株市場の値動きは不安定な展開で、これを横目に積極的に上値を買う動きも見られず、日経平均2万6000円台後半では戻り売りに押され、上げ幅を縮小した。企業の決算発表本格化を前に、機関投資家にも買いポジションを低くする動きが観測され、引け際に大口の売りが出て水準を一段切り下げた。値上がり銘柄数はプライム市場全体の6割にとどまっている。
日経平均・・・26,700.11円 109.33円
TOPIX・・・1,878.51円 1.99円
JPX日経400・・・16,952.10円 8.19円
東証マザーズ・・・711.44円 17.11円
東証REIT指数・・・1,988.65円 -1.75円
米ドル円・・・127.75円 -0.44円
ユーロ/円・・・136.53円 -1.12円
NYダウ・・・34,049.46円 238.06円
NASDAQ・・・13,004.85円 165.55円
上海総合・・・2,886.42円 -42.08円
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