【市況】東京株式(大引け)=447円安と4日ぶり反落、一時2万7000円割れに
22日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反落。米株式市場の下落が警戒されたほか、東京市場も前日までの上昇で利益確定売りが膨らんだ。
大引けの日経平均株価は前日比447円80銭安の2万7105円26銭。プライム市場の売買高概算は9億7940万株。売買代金概算は2兆3877億円となった。値上がり銘柄数は263と全体の約14%、値下がり銘柄数は1536、変わらずは40銘柄だった。
日経平均株価は大幅安。一時600円を超す下げ幅となり、2万7000円割れに下落する場面があった。前日の米株式市場では、米長期金利の上昇などが警戒されNYダウは368ドル安と3日ぶりに反落した。これを受けた、東京市場でも、米株安が嫌気されたほか、前日までの3日間で日経平均は750円強上昇していたことから利益確定売りが膨らんだ。週末要因に加え、決算発表シーズンを迎えたことで有力企業の業績を確かめたいとの見方から、売買を手控える動きも出ていた。
【市況】日経平均は4日ぶり大幅反落、一時600円超安、米金融引き締め意識/相場概況
日経平均は4日ぶり大幅反落。21日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反落し、368ドル安となった。パウエル連邦準備理事会(FRB)議長が討論会で5月の0.5pt利上げを示唆するなど、FRB要人から金融引き締めに積極的な発言が相次ぎ出て、金利上昇とともに幅広い銘柄で売りが広がった。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで355円安からスタートすると、朝方には一時26904.38円(前日比648.68円安)まで下落。その後は買い戻しも入ってじりじりと下げ幅を縮めたが、戻りは限定的だった。
大引けの日経平均は前日比447.80円安の27105.26円となった。東証プライム市場の売買高は9億7940万株、売買代金は2兆3877億円だった。業種別では、非鉄金属、鉱業、海運業が下落率上位で、その他も全般軟調。一方、保険業、空運業、陸運業の3業種が上昇した。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の84%、対して値上がり銘柄は14%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 4日ぶり反落、米株安を警戒し利益確定売りが優勢 (4月22日)
1.日経平均は447円安と4日ぶり反落、一時2万7000円を割る
2.米長期金利の上昇で前日のNYダウが大幅安となったことを警戒
3.前日までの3日間で日経平均は700円超上昇し利益確定売りも
4.レーザーテクや東エレクなどの値がさ半導体関連は軟調に推移
5.第一生命HDやT&Dなど生命保険株は米金利上昇を受け逆行高
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比368ドル安と3日ぶりに反落した。朝高もFRBによる金融引き締めへの警戒感で売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は4日ぶりに反落。米株式市場の下落が警戒されたほか、東京市場も前日までの上昇で利益確定売りが膨らんだ。
日経平均は大幅安。一時600円を超す下げ幅となり、2万7000円割れに下落する場面があった。前日の米株式市場では、米長期金利の上昇などが警戒されNYダウは3日ぶりに反落した。これを受けた、東京市場でも、米株安が嫌気されたほか、前日までの3日間で日経平均は750円強上昇していたことから利益確定売りが膨らんだ。週末要因に加え、決算発表シーズンを迎えたことで有力企業の業績を確かめたいとの見方から、売買を手控える動きも出ていた。
日経平均・・・27,105.26円 -447.8円
TOPIX・・・1,905.15円 -22.85円
JPX日経400・・・17,191.57円 -200.31円
東証マザーズ・・・703.01円 -19.32円
東証REIT指数・・・1,993.61円 8.28円
米ドル円・・・128.37円 0.35円
ユーロ/円・・・138.91円 -0.98円
NYダウ・・・34,792.76円 -368.03円
NASDAQ・・・13,174.65円 -278.41円
上海総合・・・3,086.91円 7.11円
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