【市況】東京株式(大引け)=328円高、米株高やアジア株上昇を追い風に2万7000円台回復
14日の東京株式市場はリスクを取る動きが継続し日経平均株価は2万7000円台を回復した。前日の米株高を受け先物を絡めた買い戻しが全体を押し上げた。
大引けの日経平均株価は前営業日比328円51銭高の2万7172円00銭と続伸。プライム市場の売買高概算は10億1005万株、売買代金概算は2兆3422億円。値上がり銘柄数は1346、対して値下がり銘柄数は442、変わらずは51銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って上昇したことを受け、主力株を中心に幅広く買いが流入した。米国株市場では小売株の一角が堅調だったほか、米長期金利の上昇一服を背景にハイテクセクターに買い戻しが顕著となっており、東京市場でもこの地合いを引き継ぐ格好となった。日経平均はフシ目の2万7000円台を約1週間ぶりに回復した。朝方高く始まった後、先物を絡め継続的に上値が買い進まれ、2万7200円近辺に到達すると、取引終了時まで高値圏で売り物をこなし切った。中国・上海株や香港株が終始強い動きを示したことも追い風となったようだ。全体の7割以上の銘柄が上昇した。ただ、売買代金は2兆3000億円台にとどまり、今週に入ってから最も少ない水準だった。
【市況】日経平均は大幅続伸、米株高で心理上向く、後場こう着感も/相場概況
日経平均は大幅続伸。13日の米国市場でNYダウは反発し、344ドル高となった。インフレのピークアウト期待が広がったほか、それに伴う金利低下が買い安心感につながった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は大幅反発。本日の日経平均も米株高で投資家心理が上向いて82円高からスタートすると、前引けにかけて一時27200.89円(前日比357.40円高)まで上昇した。ただ、後場になると買いが一巡し、高値圏でこう着感を強めた。アジア株の上昇が追い風となる一方、円相場の強含みが重しとして意識された。
大引けの日経平均は前日比328.51円高の27172.00円となった。東証プライム市場の売買高は10億1005万株、売買代金は2兆3422億円だった。業種別では、空運業、鉱業、海運業が上昇率上位で、その他も全般堅調。水産・農林業とサービス業の2業種のみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の73%、対して値下がり銘柄は24%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、米株高やアジア株堅調で2万7000円台を回復 (4月14日)
1.日経平均は続伸、300円超の上昇で2万7000円台回復
2.米ハイテク株高を受けリスク選好、先物を絡め上値追い指向
3.朝高後も水準を切り上げ、2万7200円近辺で売り物吸収
4.中国株や香港株などの強い動きも追い風、7割の銘柄が上昇
5.東エレクや郵船など買われたほか、東電HDが大商いで急伸
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比344ドル高と3日ぶりに反発した。米主要企業の22年1-3月期決算への期待から景気敏感株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、リスクを取る動きが継続し日経平均株価は2万7000円台を回復した。前日の米株高を受け先物を絡めた買い戻しが全体を押し上げた。
14日の東京市場は、、前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って上昇したことを受け、主力株を中心に幅広く買いが流入した。米国株市場では小売株の一角が堅調だったほか、米長期金利の上昇一服を背景にハイテクセクターに買い戻しが顕著となっており、東京市場でもこの地合いを引き継ぐ格好となった。日経平均はフシ目の2万7000円台を約1週間ぶりに回復した。朝方高く始まった後、先物を絡め継続的に上値が買い進まれ、2万7200円近辺に到達すると、取引終了時まで高値圏で売り物をこなし切った。中国・上海株や香港株が終始強い動きを示したことも追い風となったようだ。東証プライム市場全体の7割以上の銘柄が上昇した。ただ、売買代金は2兆3000億円台にとどまり、今週に入ってから最も少ない水準だった。
日経平均・・・27,172.00円 328.51円
TOPIX・・・1,908.05円 17.99円
JPX日経400・・・17,203.97円 158.58円
東証マザーズ・・・782.24円 -3.41円
東証REIT指数・・・1,993.61円 9.36円
米ドル円・・・125.31円 -0.74円
ユーロ/円・・・136.23円 -0.39円
NYダウ・・・34,564.59円 344.23円
NASDAQ・・・13,643.58円 272.01円
上海総合・・・3,225.64円 38.81円
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