【市況】東京株式(大引け)=39円高と小幅に9日続伸、下値に買い入り底堅く推移
25日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に9日続伸。朝高後、一時マイナス圏に転じたが、下値に買いが入り底堅く推移した。
大引けの日経平均株価は前日比39円45銭高の2万8149円84銭。東証1部の売買高概算は11億8685万株。売買代金概算は3兆581億円となった。値上がり銘柄数は1007と全体の約46%、値下がり銘柄数は1068、変わらずは106銘柄だった。
前日の米株式市場では、原油価格の下落などが好感されNYダウが349ドル高と反発した。これを受けた、この日の東京市場も日経平均株価は寄り付きでは200円を超える上昇でスタートした。ただ、前日まで8日続伸となり、その間に2900円超の上昇と大幅高を演じてきただけに上値では利益確定売りが流入。一時160円を超す下落となる場面があった。もっとも、為替は朝方に1ドル=122円台と急激なドル高・円安水準が進行していることも輸出関連のハイテク株などにはプラス要因に働くとの見方も強く、全体相場は底堅く推移した。
【市況】日経平均は小幅に9日続伸、寄り付き高値にもみ合い、海運などに買い/相場概況
日経平均は小幅に9日続伸。24日の米国市場でNYダウは反発し、349ドル高となった。需給ひっ迫観測の後退とともに原油先物相場が反落。週間の新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったこともあり、景気回復への期待から買いが優勢となった。本日の日経平均は米株高の流れを引き継いで228円高からスタートしたが、前日までの8日続伸で2900円あまり上昇していたことから利益確定売りも出て、寄り付きをこの日の高値に伸び悩み。その後は下落に転じる場面もあり、前日終値を挟んでもみ合う展開だった。
大引けの日経平均は前日比39.45円高の28149.84円となった。9日続伸は2019年9月以来。東証1部の売買高は11億8685万株、売買代金は3兆0581億円だった。業種別では、海運業、水産・農林業、医薬品が上昇率上位だった。一方、保険業、パルプ・紙、情報・通信業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の46%、対して値下がり銘柄は49%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 9日続伸、一時マイナス圏も円安進行で底堅く推移 (3月25日)
1.日経平均は39円高と9日続伸、下値に買いが入り堅調
2.前日のNYダウは349ドル高と反発、原油安などを好感
3.日経平均は一時マイナス圏に下落も円安進行で底堅く推移
4.東エレクやレーザーテク、スクリンなど半導体株が買われる
5.大手海運や商社株などは配当権利取り狙いの買いが継続流入
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比349ドル高と反発した。半導体関連のインテル<INTC>やアップル<AAPL>などハイテク株中心に買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は小幅に9日続伸。朝高後、一時マイナス圏に転じたが、下値に買いが入り底堅く推移した。
前日の米株式市場では、原油価格の下落などが好感されNYダウが反発した。これを受けた、本日の東京市場も日経平均は寄り付きでは200円を超える上昇でスタートした。ただ、前日まで8日続伸となり、その間に2900円超の上昇と大幅高を演じてきただけに上値では利益確定売りが流入。一時160円を超す下落となる場面があった。もっとも、為替は朝方に1ドル=122円台と急激なドル高・円安水準が進行していることも輸出関連のハイテク株などにはプラス要因に働くとの見方も強く、全体相場は底堅く推移した。
日経平均・・・28,149.84円 39.45円
TOPIX・・・1,981.47円 -0.09円
JPX日経400・・・17,893.73円 13.7円
日経JASDAQ・・・3,658.93円 10.75円
東証マザーズ・・・761.18円 -1.57円
東証REIT指数・・・1,962.22円 -22.56円
米ドル円・・・121.74円 0.12円
ユーロ/円・・・134.02円 0.5円
NYダウ・・・34,707.94円 349.44円
NASDAQ・・・14,191.83円 269.23円
上海総合・・・3,212.23円 -38.02円
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