【市況】東京株式(大引け)=461円安、ウクライナ懸念で大幅に4日続落
22日の東京株式市場は大きく売り優勢に傾き、日経平均株価は大幅安。一時下げ幅は660円あまりに広がったが、引けにかけてやや下げ渋った。
大引けの日経平均は前営業日比461円26銭安の2万6449円61銭と大幅安で4日続落。東証1部の売買高概算は11億3893万株、売買代金概算は2兆7093億円。値上がり銘柄数は290、対して値下がり銘柄数は1815、変わらずは77銘柄だった。
きょうの東京市場はリスク回避の売り圧力が加速し、日経平均は下値模索の動きを続けた。前日の米国株市場はプレジデントデーの祝日で休場だったが、欧州株が全面安だったことを受け、主力株をはじめ見送りムード一色に。ロシアがウクライナの親ロシア派地域の独立を承認したことを受け、バイデン米政権はロシアに対し経済制裁を発動する方針を表明、欧米とロシアの対立が深刻化することへの懸念が株価の押し下げ要因となっている。日経平均は先物主導で一時660円強の下落で2万6200円台まで売り込まれる場面もあったが、取引後半は空売りの買い戻しなどが入り下げ渋った。それでも東証1部の値下がり銘柄数は1800を超え、業種別でも33業種中30業種が下落した。なお、全体売買代金は3兆円に届かなかった。
【市況】日経平均は大幅に4日続落、一時667円安、ウクライナ情勢への懸念強まる/相場概況
日経平均は大幅に4日続落。21日の米国市場はプレジデントデーの祝日で休場だった。ただ、ロシアがウクライナ東部で親ロシア派の実効支配する地域の独立を承認。ウクライナ情勢への懸念が強まったことでロシアの株価指数RTSは13%安と急落し、欧州各国の株価指数も軒並み軟調だった。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで395円安からスタートすると、後場の寄り付き直後には一時26243.73円(前日比667.14円安)まで下落。ただ、時間外取引でのNYダウ先物の動きにつれてやや下げ幅を縮める場面もあった
大引けの日経平均は前日比461.26円安の26449.61円となった。終値としては1月27日以来の安値となる。東証1部の売買高は11億3893万株、売買代金は2兆7093億円だった。業種別では、海運業、ゴム製品、ガラス・土石製品が下落率上位で、その他も全般軟調。一方、鉱業、医薬品、電気・ガス業の3業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の83%、対して値上がり銘柄は13%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 4日続落、欧米とロシアの対立深刻化で売り優勢 (2月22日)
1.日経平均は大幅安で4日続落、一時は660円強下げる場面も
2.ウクライナ情勢を嫌気、前日の欧州株全面安を受けリスクオフ加速
3.ロシアがウクライナの一部地域の独立承認し、米国は制裁措置発動
4.日経平均は先物主導で急落も、後半は空売りの買い戻しで下げ渋る
5.東証1部の値下がり銘柄数は1800超、売買代金は3兆円下回る
■東京市場概況
前日の米国市場は、プレジデントデーの祝日で休場。
東京市場では、大きく売り優勢に傾き、日経平均株価は大幅安。一時下げ幅は660円あまりに広がったが、引けにかけてやや下げ渋った。
22日の東京市場は、リスク回避の売り圧力が加速し、日経平均は下値模索の動きを続けた。前日の米国株市場はプレジデントデーの祝日で休場だったが、欧州株が全面安だったことを受け、主力株をはじめ見送りムード一色に。ロシアがウクライナの親ロシア派地域の独立を承認したことを受け、バイデン米政権はロシアに対し経済制裁を発動する方針を表明、欧米とロシアの対立が深刻化することへの懸念が株価の押し下げ要因となっている。日経平均は先物主導で一時660円強の下落で2万6200円台まで売り込まれる場面もあったが、取引後半は空売りの買い戻しなどが入り下げ渋った。それでも東証1部の値下がり銘柄数は1800を超え、業種別でも33業種中30業種が下落した。なお、全体売買代金は3兆円に届かなかった。
日経平均・・・26,449.61円 -461.26円
TOPIX・・・1,881.08円 -29.6円
JPX日経400・・・16,959.38円 -260.96円
日経JASDAQ・・・3,544.58円 -27.91円
東証マザーズ・・・681.08円 -7.91円
東証REIT指数・・・1,869.78円 -28.03円
米ドル円・・・114.93円 0.01円
ユーロ/円・・・130.48円 -0.22円
NYダウ・・・34,079.18円 -232.85円
NASDAQ・・・13,548.06円 -168.65円
上海総合・・・3,457.14円 -33.46円
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