【市況】東京株式(大引け)=116円高、欧米株高受け3日続伸も朝高後は上げ幅縮小
10日の東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に買いが入り、日経平均株価は3日続伸となった。朝方に300円高に買われたが、その後は上げ幅を縮小した。
大引けの日経平均株価は前営業日比116円21銭高の2万7696円08銭と3日続伸。東証1部の売買高概算は13億9624万株、売買代金概算は3兆4508億円。値上がり銘柄数は1447、対して値下がり銘柄数は636、変わらずは100銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の欧米株市場が軒並み上昇したことを受けリスクを取る動きが優勢となった。米国株市場では長期金利の上昇一服を受け高PERのハイテク系グロース株に買い戻しが入り、ナスダック総合株価指数が2%を超える上昇をみせた。これが追い風となり、東京市場にもハイテクセクター中心に買い安心感が広がった。ただ、朝方に日経平均は2万7800円台に上昇した後は戻り売りに上値を押さえられる展開に。3連休を前にポジション調整の売りが出たほか、日本時間今晩に発表される1月の米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいとの思惑が重荷となった。後場は終盤に再び買いが厚くなり、日経平均は引けにかけて締まった。なお、きょうはオプションSQ算出に伴い売買代金が3兆4500億円台と1月17日以来の高水準だった。
【市況】日経平均は3日続伸、米CPI前に伸び悩み、SUMCOやルネサスに買い/相場概況
日経平均は3日続伸。9日の米国市場では3日続伸し、305ドル高となった。欧米でコロナ禍に伴う各種規制を緩和する動きが相次いだほか、米長期金利の低下も買いを誘った。本日の日経平均はこうした米株高の流れを引き継いで238円高からスタートすると、朝方には一時27880.70円(前日比300.83円高)まで上昇。ただ、今晩の米1月消費者物価指数(CPI)発表や明日からの3連休を前に伸び悩み、前引けにかけてマイナスに転じる場面もあった。後場に入ると27700円手前でもみ合う展開が続いた。
大引けの日経平均は前日比116.21円高の27696.08円となった。終値としては1月20日以来の高値となる。なお、オプション2月物の特別清算指数(SQ)は27835.60円。東証1部の売買高は13億9624万株、売買代金は3兆4508億円だった。業種別では、建設業、電気機器、不動産業が上昇率上位だった。一方、輸送用機器、ゴム製品、精密機器が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の66%、対して値下がり銘柄は29%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、欧米株高を好感しリスク選好の買い優勢 (2月10日)
1.日経平均は3日続伸、欧米株高を好感し買い優勢
2.米長期金利の上昇一服受けた米ハイテク株高が追い風
3.朝方に300円強の上昇みせるも、その後は伸び悩む
4.日本時間今晩の米CPI発表を控え、様子見ムードも
5.オプションSQ算出に伴い売買代金は高水準に膨らむ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比305ドル高と3日続伸した。米長期金利の低下を受けてハイテク株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、主力株をはじめ広範囲に買いが入り、日経平均株価は3日続伸となった。朝方に300円高に買われたが、その後は上げ幅を縮小した。
10日の東京市場は、、前日の欧米株市場が軒並み上昇したことを受けリスクを取る動きが優勢となった。米国株市場では長期金利の上昇一服を受け高PERのハイテク系グロース株に買い戻しが入り、ナスダック総合株価指数が2%を超える上昇をみせた。これが追い風となり、東京市場にもハイテクセクター中心に買い安心感が広がった。ただ、朝方に日経平均は2万7800円台に上昇した後は戻り売りに上値を押さえられる展開に。3連休を前にポジション調整の売りが出たほか、日本時間今晩に発表される1月の米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいとの思惑が重荷となった。後場は終盤に再び買いが厚くなり、日経平均は引けにかけて締まった。なお、本日はオプションSQ算出に伴い東証1部の売買代金が3兆4500億円台と1月17日以来の高水準だった。
日経平均・・・27,696.08円 116.21円
TOPIX・・・1,962.61円 10.39円
JPX日経400・・・17,664.01円 110.68円
日経JASDAQ・・・3,675.20円 7.4円
東証マザーズ・・・775.29円 18.65円
東証REIT指数・・・1,935.60円 31.65円
米ドル円・・・115.78円 0.38円
ユーロ/円・・・132.43円 0.78円
NYダウ・・・35,768.06円 305.28円
NASDAQ・・・14,490.37円 295.91円
上海総合・・・3,485.90円 5.96円
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