【市況】東京株式(大引け)=236円高、景気敏感株中心に買われ3日続伸
23日の東京株式市場は前日の欧米株高を受けリスクを取る動きが継続、日経平均株価は後場後半に上げ足を強め高値引けとなった。
大引けの日経平均株価は前営業日比236円16銭高の2万8798円37銭と3日続伸。東証1部の売買高概算は8億1350万株、売買代金概算は1兆8853億円。値上がり銘柄数は1421、対して値下がり銘柄数は646、変わらずは117銘柄だった。
きょうの東京市場は終始買いが優勢。前日の欧州株市場が全面高の様相をみせたほか、米国株市場でも新型コロナウイルスの経口薬の緊急使用承認などを材料に、NYダウなど主要株指数が揃って上値指向を続けていることを受け、リスク選好ムードのなか幅広く買いが広がった。半導体関連の主力株が上昇したほか、空運や海運、機械といった景気敏感株が買われ全体指数を押し上げた。海外投資家がクリスマス休暇に入るなか全体売買代金は盛り上がりを欠いており、日経平均2万8000円台後半は戻り売り圧力も強く、前場は上値の重い展開を強いられた。しかし、後場に入ると、中国や香港、台湾などアジア株が堅調に推移するのを横目に買い戻しが加速、日経平均は上げ幅を広げる格好に。大引けはこの日の高値で着地している。
【市況】日経平均は3日続伸、後場強含み高値引け、エーザイ9%安/相場概況
日経平均は3日続伸。22日の米国市場でNYダウは続伸し、261ドル高となった。12月消費者信頼感指数などの経済指標が市場予想を上回り、食品医薬品局(FDA)が製薬大手ファイザーの新型コロナウイルス経口薬の緊急使用を承認したことも好感された。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで140円高からスタート。クリスマスや年末を前に売買は低調で、前場の日経平均は伸び悩む場面もあった。ただ、後場になるとアジア株の上昇などを受けて強含み、この日の高値で取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比236.16円高の28798.37円となった。東証1部の売買高は8億1350万株、売買代金は1兆8853億円と7月6日以来の低水準だった。業種別では、鉱業、空運業、海運業が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、医薬品、パルプ・紙、小売業の3業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の65%、対して値下がり銘柄は30%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、欧米株高を受け景気敏感株中心に買いが優勢 (12月23日)
1.日経平均は3日続伸、後場後半に上げ足強め高値引け
2.前日の欧米株が全面高様相でリスクオンの流れを引き継ぐ
3.半導体主力株や、空運、海運、機械など景気敏感株が高い
4.中国や香港、台湾といったアジア株が堅調で株高を後押し
5.海外投資家がクリスマス休暇で売買代金は2兆円台を割る
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比261ドル高と続伸した。良好な経済指標や新型コロナウイルスの飲み薬の緊急使用が承認されたことを受け、消費関連株などを中心に買いが優勢となった。
東京市場では、前日の欧米株高を受けリスクを取る動きが継続、日経平均株価は後場後半に上げ足を強め高値引けとなった。
23日の東京市場は、終始買いが優勢。前日の欧州株市場が全面高の様相をみせたほか、米国株市場でも新型コロナウイルスの経口薬の緊急使用承認などを材料に、NYダウなど主要株指数が揃って上値指向を続けていることを受け、リスク選好ムードのなか幅広く買いが広がった。半導体関連の主力株が上昇したほか、空運や海運、機械といった景気敏感株が買われ全体指数を押し上げた。海外投資家がクリスマス休暇に入るなか東証1部の売買代金は盛り上がりを欠いており、日経平均2万8000円台後半は戻り売り圧力も強く、前場は上値の重い展開を強いられた。しかし、後場に入ると、中国や香港、台湾などアジア株が堅調に推移するのを横目に買い戻しが加速、日経平均は上げ幅を広げる格好に。大引けはこの日の高値で着地している。
日経平均・・・28,798.37円 236.16円
TOPIX・・・1,989.43円 17.92円
JPX日経400・・・17,987.13円 156.3円
日経JASDAQ・・・3,839.37円 25.88円
東証マザーズ・・・995.10円 -3.5円
東証REIT指数・・・2,041.59円 12.02円
米ドル円・・・114.26円 0.12円
ユーロ/円・・・129.42円 0.82円
NYダウ・・・35,753.89円 261.19円
NASDAQ・・・15,521.89円 180.8円
上海総合・・・3,643.33円 20.72円
0コメント