【市況】東京株式(大引け)=166円高、半導体関連など買われ3日続伸も上値重い展開
15日の東京株式市場は朝方から買いが先行し、日経平均は終始プラス圏での推移となった。ただ、2万7900円台後半では戻り売り圧力も意識された。
大引けの日経平均株価は前営業日比166円83銭高の2万9776円80銭と3日続伸。東証1部の売買高概算は11億6341万株、売買代金概算は2兆6394億円。値上がり銘柄数は1054、対して値下がり銘柄数は1029、変わらずは100銘柄だった。
きょうの東京市場は、前週末の米国株市場で主要株指数が揃って上昇したことを受け、リスク選好の流れとなった。米国では10年債利回りが再び上昇傾向にあるものの、企業の好決算を背景にハイテクセクターにも買いが入り全体指数を押し上げている。東京市場では、朝方発表された7~9月のGDP速報値が市場予想を下回る低調な数値となったが、影響は限定的。好調な企業業績を拠りどころに中小型株に値を飛ばすものが相次ぐ展開となった。ただし、大型株の一角は上値が重く、日経平均の上げ幅は限られた。業種別では半導体関連セクターをはじめハイテク株が強く、自動車株も堅調。一方、鉄鋼、海運、空運など景気敏感株に売りが目立った。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数がいずれも1000を上回りほぼ拮抗する状況となっている。
【市況】日経平均は3日続伸、米株高など好感、3万円迫り上値の重さも/相場概況
日経平均は3日続伸。12日の米国市場でNYダウは4日ぶりに反発し、179ドル高となった。10日発表の10月消費者物価指数(CPI)を受けた金利上昇が落ち着き、ハイテク株を中心に買いが入った。また、週明けの東京市場では東エレク<8035>の好決算もハイテク株の買いを誘い、日経平均は197円高からスタート。朝方には一時29861.88円(前週末比251.91円高)まで上昇したが、節目の3万円に迫ると売りが出て上値が重かった。日経平均への寄与が大きい東エレクも上場来高値こそ更新したが伸び悩む展開となった。
大引けの日経平均は前週末比166.83円高の29776.80円となった。東証1部の売買高は11億6341万株、売買代金は2兆6394億円だった。業種別では、サービス業、輸送用機器、パルプ・紙が上昇率上位だった。一方、保険業、海運業、空運業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の48%、対して値下がり銘柄は47%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、米株高を引き継ぎリスク選好の買い継続 (11月15日)
1.日経平均は3日続伸、米株高を引き継ぎ上値追い継続
2.米国株市場では企業の好決算相次ぎハイテク株高を後押し
3.7~9月のGDPは市場予測下回る低調な数字も影響受けず
4.半導体関連株や自動車株が堅調で全体相場を牽引する形に
5.大型株には売り物も目立ち、値上がり・値下がり数は拮抗
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは前日比179ドル高と4日ぶりに反発した。米長期金利が低下するなかハイテク株を中心に買いが優勢となった。
週明けの東京市場では朝方から買いが先行し、日経平均株価は終始プラス圏での推移となった。ただ、2万7900円台後半では戻り売り圧力も意識された。
15日の東京市場は、前週末の米国株市場で主要株指数が揃って上昇したことを受け、リスク選好の流れとなった。米国では10年債利回りが再び上昇傾向にあるものの、企業の好決算を背景にハイテクセクターにも買いが入り全体指数を押し上げている。東京市場では、朝方発表された7~9月のGDP速報値が市場予想を下回る低調な数値となったが、影響は限定的。好調な企業業績を拠りどころに中小型株に値を飛ばすものが相次ぐ展開となった。ただし、大型株の一角は上値が重く、日経平均の上げ幅は限られた。業種別では半導体関連セクターをはじめハイテク株が強く、自動車株も堅調。一方、鉄鋼、海運、空運など景気敏感株に売りが目立った。東証1部の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数がいずれも1000を上回りほぼ拮抗する状況となっている。
日経平均・・・29,776.80円 166.83円
TOPIX・・・2,048.52円 7.92円
JPX日経400・・・18,460.08円 71.96円
日経JASDAQ・・・4,005.81円 15.5円
東証マザーズ・・・1,160.44円 22.79円
東証REIT指数・・・2,062.65円 2.2円
米ドル円・・・113.80円 -0.24円
ユーロ/円・・・130.28円 -0.3円
NYダウ・・・36,100.31円 179.08円
NASDAQ・・・15,860.95円 156.67円
上海総合・・・3,533.30円 -5.79円
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