【市況】東京株式(大引け)=40円高と小幅続伸、買い一巡後伸び悩む
20日の東京株式市場で日経平均株価は小幅続伸。為替の円安進行も追い風となり、朝方は値を上げたが、買い一巡後は売りに押され全体相場は伸び悩んだ。
大引けの日経平均株価は前日比40円03銭高の2万9255円55銭。東証1部の売買高概算は11億1780万株。売買代金概算は2兆7099億400万円となった。値上がり銘柄数は790と全体の約36%、値下がり銘柄数は1280、変わらずは114銘柄だった。
前日の米株式市場は、NYダウが198ドル高と反発し、8月につけた最高値に迫った。この流れのなか、日経平均株価は上昇してスタート。為替市場では一時、1ドル=114円60銭台と2017年11月以来、3年11カ月ぶりの円安水準をつけたことも追い風となり、日経平均株価は一時270円を超す上昇で2万9500円に迫る場面があった。しかし買い一巡後は利益確定売りに押され、朝方買われた半導体製造装置関連などハイテク株も伸び悩む展開となった。経済再開を視野に空運株や電鉄株などが高い。
【市況】日経平均は小幅続伸、決算本格化前に29500円での戻り待ち売り根強く/相場概況
日経平均は小幅続伸。前日の米株式市場でのNYダウは反発。医薬品や保険企業の好決算を受けて投資家心理が向上。米10年債利回りが約5カ月ぶりの高値水準を記録したものの、ハイテク企業への決算期待も根強く、ナスダック総合指数も5日続伸。東京市場でも朝方は値がさハイテク株を中心に買いが入り、日経平均は170.43円高でスタート。香港株の上昇も追い風に、前場中頃には29489.11円(273.59円高)まで上値を伸ばした。しかし、29500円手前では戻り待ちの売りも強く、次第に上値の重い展開に。今月末からの企業決算本格化や衆院選投開票を前に様子見姿勢も強く、前引けかけて急速に上げ幅を縮めると、後場も安値圏でのもみ合いに、終盤には再び値を崩す場面もあった。
大引けの日経平均は前日比40.03円高の29255.55円となった。東証1部の売買高は11億1780万株、売買代金は2兆7099億円だった。セクターでは空運業、陸運業、証券・商品先物取引業などが上昇率上位となった一方、海運業、その他製品、ゴム製品などが下落率上位となった。東証1部の値上がり銘柄は全体の36%、対して値下がり銘柄は58%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 小幅続伸、円安進行で朝高も買い一巡後は伸び悩む (10月20日)
1.日経平均は40円高と小幅続伸、買い一巡後は伸び悩む
2.前日のNYウは198ドル高と反発し8月の最高値に接近
3.1ドル=114円半ばへの円安進行もハイテク株の上値重い
4.レーザーテクやスクリンなど半導体株は買い一巡後値を消す
5.経済再開に向けJALやJR東日本など空運・電鉄株が高い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比198ドル高と反発した。21年7-9月期の決算発表が本格化するなか、好決算が相次いだことが投資家心理の改善につながった。
東京市場では、日経平均株価は小幅続伸。為替の円安進行も追い風となり、朝方は値を上げたが、買い一巡後は売りに押され全体相場は伸び悩んだ。
前日の米株式市場は、NYダウが反発し8月につけた最高値に迫った。この流れのなか、日経平均は上昇してスタート。為替市場では一時、1ドル=114円60銭台と2017年11月以来、3年11ヵ月ぶりの円安水準をつけたことも追い風となり、日経平均は一時270円を超す上昇で2万9500円に迫る場面があった。しかし買い一巡後は利益確定売りに押され、朝方買われた半導体製造装置関連などハイテク株も伸び悩む展開となった。経済再開を視野に空運株や電鉄株などが高い。
日経平均・・・29,255.55円 40.03円
TOPIX・・・2,027.67円 1.1円
JPX日経400・・・18,265.22円 -6.92円
日経JASDAQ・・・4,021.04円 -12.35円
東証マザーズ・・・1,140.11円 -1.29円
東証REIT指数・・・2,096.31円 -8.61円
米ドル円・・・114.42円 0.41円
ユーロ/円・・・133.01円 0.15円
NYダウ・・・35,457.31円 198.7円
NASDAQ・・・15,129.08円 107.28円
上海総合・・・3,587.00円 -6.15円
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