【市況】東京株式(大引け)=373円高と急反発、買い意欲強く年初来高値に接近
10日の東京株式市場で日経平均株価は急反発。前日は9日ぶりに下落したが、この日は再び買い姿勢が強まった。
大引けの日経平均株価は前日比373円65銭高の3万381円84銭。東証1部の売買高概算は14億8600万株。売買代金概算は3兆9283億円となった。値上がり銘柄数は1923と全体の約88%、値下がり銘柄数は222、変わらずは44銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが米景気の先行きを警戒する売りに押され151ドル安となった。ただ、東京市場は買い意欲が強く、日経平均株価は反発した。先物のSQ(特別清算指数)に絡む買いも流入した様子だ。日経平均株価は2月16日の年初来高値(3万467円)を視野に入れる展開となり、高値引けで取引を終えた。TOPIXは年初来高値を更新した。半導体関連株が高く、化学、建設、海運など景気敏感株が上昇した。
【市況】日経平均は反発、373円高で高値引け、今年2番目の高値/相場概況
日経平均は反発。9日の米国市場でNYダウは4日続落し、151ドル安となった。新型コロナウイルス変異株の感染拡大による景気鈍化懸念が広がった。ただ、東京市場では引き続き自民党総裁選を前に次期政権への期待が高く、先物・オプション9月物の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ買いも入り、日経平均は81円高からスタート。利益確定の売りが出て伸び悩む場面もあったが、前場中ごろを過ぎて香港株の反発などを追い風に上げ幅を急速に広げると、後場に入ってからも堅調に推移してこの日の高値で取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比373.65円高の30381.84円となった。終値としては2月16日(30467.75円)に次いで今年2番目の高値となる。なお、先物・オプション9月物のSQ値は30085.93円。東証1部の売買高は14億8600万株、売買代金は3兆9283億円だった。業種別では、証券、その他金融業、化学が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、空運業、電気・ガス業、医薬品など4業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の88%、対して値下がり銘柄は10%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 急反発、半導体関連株が高くTOPIXは新高値 (9月10日)
1.日経平均は前日比373円高と急反発、TOPIXは新高値
2.9日のNYダウは151ドル安、米景気の先行きに不透明感
3.日経平均は2月の年初来高値(3万0467円)を視野に入れる
4.レーザーテクや東エレク、アドテストなど半導体関連株が高い
5.SBIからのTOB実施発表で新生銀はストップ高配分に
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比151ドル安と4日続落した。新型コロナウイルスのデルタ型の感染拡大による米景気の回復鈍化懸念から売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は急反発。前日は9日ぶりに下落したが、この日は再び買い姿勢が強まった。
前日の米株式市場では、NYダウが米景気の先行きを警戒する売りに押された。ただ、東京市場は買い意欲が強く、日経平均は反発した。先物のSQ(特別清算指数)に絡む買いも流入した様子だ。日経平均は2月16日の年初来高値(3万0467円)を視野に入れる展開となり、高値引けで取引を終えた。TOPIX は年初来高値を更新した。半導体関連株が高く、化学、建設、海運など景気敏感株が上昇した。
日経平均・・・30381.84円 373.65円
TOPIX・・・2091.65円 26.72円
JPX日経400・・・18916.34円 250.16円
日経JASDAQ・・・4101.03円 38.62円
東証マザーズ・・・1177.8円 28.23円
東証REIT指数・・・2126.08円 -7.73円
米ドル円・・・109.88円 -0.07円
ユーロ/円・・・130.05円 0.06円
NYダウ・・・34879.38円 -151.69円
NASDAQ・・・15248.25円 -38.38円
上海総合・・・3703.11円 9.98円
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