【市況】東京株式(大引け)=45円高、小幅反発も売買代金は連日で今年最低に
6日の東京株式市場は買い先行で始まった後、日経平均はいったん戻り売りに値を消しマイナス圏に沈んだが、その後は再び買いが優勢に。しかし上値は重かった。
大引けの日経平均株価は前営業日比45円02銭高の2万8643円21銭と反発。東証1部の売買高概算は7億9425万株、売買代金概算は1兆6909億円。値上がり銘柄数は1142、対して値下がり銘柄数は896、変わらずは153銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の米国株市場が独立記念日の振替休日に伴う休場であったことから、手掛かり材料に事欠いたものの、欧州株高を受け市場のセンチメントが改善し朝方はリバウンド狙いの買いが優勢だった。しかし、国内での新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念に加え、週後半に集中するETFの分配金捻出に伴う売り圧力を警戒して見送りムードが強かった。日経平均は方向感なくもみ合ったが、後場後半は上値の重さが意識され、結局小幅高で着地している。原油市況の上昇を背景に資源関連や石油関連株などが買われたほか、鉄鋼株なども上昇したが、海運株や証券株などが軟調だった。全体売買代金は1兆7000億円台に届かず、前日に続き今年の最低水準を更新した。
【市況】日経平均は反発、買い一巡後伸び悩み/相場概況
日経平均は反発。5日の米国市場は独立記念日の振替休日で休場だった。ただ、欧州の主要株価指数はおおむね小じっかりとなり、本日の日経平均も79円高からスタート。朝方に一時マイナスへ転じると、米株価指数先物の時間外取引での上昇などを追い風に28748.23円(前日比150.04円高)まで上昇する場面があった。しかし、今週後半には上場投資信託(ETF)の分配金捻出に絡んだ売り需要が発生するとみられているほか、引き続き新型コロナウイルス感染拡大への警戒感も根強く、買いが一巡すると伸び悩む展開となった。
大引けの日経平均は前日比45.02円高の28643.21円となった。東証1部の売買高は7億9425万株、売買代金は1兆6909億円と前日に続き今年最低だった。業種別では、空運業、石油・石炭製品、鉱業が上昇率上位だった。一方、海運業、証券、医薬品が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の52%、対して値下がり銘柄は41%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 反発、欧州株高受けリバウンド狙いの買い優勢 (7月6日)
1.日経平均は反発、前日の米株休場も欧州株高受け心理改善
2.新型コロナ警戒で上値は重く、一時はマイナス圏に沈む場面も
3.週後半に集中するETFの分配金捻出に絡む売りニーズも警戒
4.原油市況の上昇を背景に資源関連や石油株などが買いを集める
5.手控え感強く、売買代金1兆7000億円割れと連日で今年最低に
■東京市場概況
前日の米国市場は、独立記念日の振替休日のため休場。
東京市場では、買い先行で始まった後、日経平均株価はいったん戻り売りに値を消しマイナス圏に沈んだが、その後は再び買いが優勢に。しかし上値は重かった。
6日の東京市場は、
きょうの東京市場は、前日の米国株市場が独立記念日の振替休日に伴う休場であったことから、手掛かり材料に事欠いたものの、欧州株高を受け市場のセンチメントが改善し朝方はリバウンド狙いの買いが優勢だった。しかし、国内での新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念に加え、週後半に集中するETFの分配金捻出に伴う売り圧力を警戒して見送りムードが強かった。日経平均は方向感なくもみ合ったが、後場後半は上値の重さが意識され、結局小幅高で着地している。原油市況の上昇を背景に資源関連や石油関連株などが買われたほか、鉄鋼株なども上昇したが、海運株や証券株などが軟調だった。東証1部の売買代金は1兆7000億円台に届かず、前日に続き今年の最低水準を更新した。
日経平均・・・28643.21円 45.02円
TOPIX・・・1954.5円 5.51円
JPX日経400・・・17603.85円 52.61円
日経JASDAQ・・・3989.55円 6.61円
東証マザーズ・・・1188.53円 -2.3円
東証REIT指数・・・2186.18円 9.8円
米ドル円・・・110.66円 -0.24円
ユーロ/円・・・131.04円 -0.62円
NYダウ・・・34786.35円 152.82円
NASDAQ・・・14639.32円 116.94円
上海総合・・・3530.25円 -4.06円
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