【市況】東京株式(大引け)=76円高と5日ぶり反発、買い一巡後は様子見姿勢
2日の東京株式市場で日経平均株価は5日ぶりに反発。前日の米株式市場が上昇し、円安が進行したことが追い風となったが、買い一巡後は様子見姿勢が強まった。
大引けの日経平均株価は前日比76円24銭高の2万8783円28銭。東証1部の売買高概算は9億455万株。売買代金概算は2兆733億円となった。値上がり銘柄数は1773、値下がり銘柄数は346、変わらずは73銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが131ドル高と3日続伸しS&P500種指数は連日の最高値更新となった。為替相場では1ドル=111円半ばに円安が進んだ。この流れを受け、東京市場も堅調にスタート。午前10時前には日経平均株価は一時140円を超す上昇となる場面があった。ただ、買い一巡後はもみ合い状態が続いた。東証1部の約81%の銘柄が上昇し、33業種のうち下落したのは小売りの1業種のみだった。今晩の米6月雇用統計の発表を前に後場に入ってからは模様眺め状態となった。
【市況】日経平均は5日ぶり反発、米雇用統計前に伸び悩み/相場概況
日経平均は5日ぶり反発。1日の米国市場でNYダウは3日続伸し、131ドル高となった。週間の新規失業保険申請件数が昨年3月以降で最少となり、労働市場の回復を期待した買いが優勢となった。円相場は1ドル=111円台半ばから後半と引き続き弱含みで推移し、本日の日経平均はこうした流れを好感して12円高からスタート。今晩の米6月雇用統計の発表を前に売り方の買い戻しも入ったとみられ、朝方には一時28849.32円(前日比142.28円高)まで上昇したが、持ち高を傾ける動きは限られて伸び悩む展開となった。
大引けの日経平均は前日比76.24円高の28783.28円となった。東証1部の売買高は9億0455万株、売買代金は2兆0733億円だった。業種別では、ゴム製品、鉱業、パルプ・紙が上昇率上位で、その他も全般堅調。小売業と医薬品の2業種のみ小幅に下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の81%、対して値下がり銘柄は16%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 5日ぶり反発、米株高や円安進行が追い風 (7月2日)
1.日経平均は前日比76円高と5日ぶりに反発、円安進行も追い風
2.前日のNYダウは131ドル高、S&P500種は連日の最高値
3.東京市場は上昇も、米雇用統計の発表を控えて様子見気分が強い
4.日本電解やベイシス、アイドマHDなど直近IPO銘柄が堅調
5.東エレクやレーザーテク、アドテストなど半導体関連株は安い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは131ドル高と3日続伸した。新規失業保険申請件数が市場予想を上回る改善となったことが好感された。個別では石油のシェブロン<CVX>やスポーツ用品のナイキ<NKE>が買われた。
東京市場では、日経平均株価は5日ぶりに反発。前日の米株式市場が上昇し、円安が進行したことが追い風となったが、買い一巡後は様子見姿勢が強まった。
前日の米株式市場では、NYダウがと3日続伸しS&P500種指数は連日の最高値更新となった。為替相場では1ドル=111円半ばに円安が進んだ。この流れを受け、東京市場も堅調にスタート。午前10時前には日経平均は一時140円を超す上昇となる場面があった。ただ、買い一巡後はもみ合い状態が続いた。東証1部の約81%の銘柄が上昇し、33業種のうち下落したのは小売りの1業種のみだった。今晩の米6月雇用統計の発表を前に後場に入ってからは模様眺め状態となった。
日経平均・・・28783.28円 76.24円
TOPIX・・・1956.31円 17.1円
JPX日経400・・・17604.82円 134.09円
日経JASDAQ・・・3984.13円 6.86円
東証マザーズ・・・1200.37円 0.16円
東証REIT指数・・・2162.16円 28.02円
米ドル円・・・111.43円 0.16円
ユーロ/円・・・131.69円 -0.13円
NYダウ・・・34633.53円 131.02円
NASDAQ・・・14522.37円 18.42円
上海総合・・・3518.75円 -70.02円
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