【市況】東京株式(大引け)=116円安と3日ぶり反落、値がさ株中心に売り優勢
4日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落。前日の米国市場が下落したこともあり、ハイテクなど値がさ株が軟調だった。ただ、景気敏感株の一角は値を上げTOPIXは上昇した。
大引けの日経平均株価は前日比116円59銭安の2万8941円52銭。東証1部の売買高概算は10億5682万株。売買代金概算は2兆3678億円となった。値上がり銘柄数は1037と全体の約47%、値下がり銘柄数は1052、変わらずは104銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが前日比23ドル安と6日ぶりに反落。米長期金利の上昇が警戒され、高PERのハイテク株が下落し、ナスダック指数が下げた。この流れを受け、東京市場も日経平均株価は下落してスタートし、一時290円を超す下落となる場面があった。ハイテク株などが軟調だった。ただ、下値には買いが入り売り一巡後は下げ幅を縮小した。空運や鉄道株など景気敏感株の一角が買われた。TOPIXは4日続伸した。今晩は米5月雇用統計の発表が控えており、全体的に様子見気分が強かった。
【市況】日経平均は3日ぶり反落、米金利上昇で売り先行、雇用統計前に手控えも/相場概況
日経平均は3日ぶり反落。3日の米国市場でNYダウは6日ぶりに小幅反落し、23ドル安となった。雇用・非製造業景況感の指標がいずれも市場予想以上に良好な内容で、長期金利の上昇とともにハイテク株を中心に売りが出た。米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和の早期縮小への警戒感も高まり、本日の日経平均は156円安からスタート。朝方には一時28764.68円(前日比293.43円安)まで下落したが、今晩の米5月雇用統計の発表を前に積極的な売買は手控えられ、やや下げ渋ったのち軟調もみ合いとなった。
大引けの日経平均は前日比116.59円安の28941.52円となった。東証1部の売買高は10億5682万株、売買代金は2兆3678億円だった。業種別では、サービス業、情報・通信業、電気・ガス業が下落率上位だった。一方、パルプ・紙、海運業、石油・石炭製品が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の48%、対して値上がり銘柄は47%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 3日ぶり反落、ハイテクなど値がさ株が売られる (6月4日)
1.日経平均は116円安と3日ぶり反落、TOPIXは上昇
2.前日のNYダウは23ドル安、米長期金利上昇に警戒感も
3.今晩の米雇用統計の発表を控え積極的な売買は見送られる
4.SBGやファナック、東エレクといった値がさ株は売り先行
5.郵船やANAHD、JR九州など景気敏感株の一角が高い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比23ドル安と6日ぶりに反落した。ADP雇用統計やISM非製造業景況感指数が良好な結果となるなか、長期金利が上昇したことで割高感の強いハイテク株が売られた。
東京市場では経平均株価は3日ぶりに反落。前日の米国市場が下落したこともあり、ハイテクなど値がさ株が軟調だった。ただ、景気敏感株の一角は値を上げTOPIXは上昇した。
前日の米株式市場では、NYダウが6日ぶりに反落。米長期金利の上昇が警戒され、高PERのハイテク株が下落し、ナスダック指数が下げた。この流れを受け、東京市場も日経平均は下落してスタートし、一時290円を超す下落となる場面があった。ハイテク株などが軟調だった。ただ、下値には買いが入り売り一巡後は下げ幅を縮小した。空運や鉄道株など景気敏感株の一角が買われた。TOPIXは4日続伸した。今晩は米5月雇用統計の発表が控えており、全体的に様子見気分が強かった。
日経平均・・・28941.52円 -116.59円
TOPIX・・・1959.19円 0.49円
JPX日経400・・・17694.42円 -7.85円
日経JASDAQ・・・3911.33円 -0.18円
東証マザーズ・・・1119.73円 -21.72円
東証REIT指数・・・2104.77円 -8.82円
米ドル円・・・110.15円 0.32円
ユーロ/円・・・133.39円 -0.39円
NYダウ・・・34577.04円 -23.34円
NASDAQ・・・13614.5円 -141.82円
上海総合・・・3591.84円 7.63円
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