【市況】東京株式(大引け)=111円高、食品株や半導体関連買われ続伸
3日の東京株式市場は、日経平均が寄り付きは安く始まったもののその後すぐに切り返し、2万9000円台前半で終始堅調な値動きとなった。
大引けの日経平均株価は前営業日比111円97銭高の2万9058円11銭と続伸。東証1部の売買高概算は10億9198万株、売買代金概算は2兆6132億円。値上がり銘柄数は1498、対して値下がり銘柄数は594、変わらずは101銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の欧州株市場が総じて高く、独DAXは連日の最高値更新となったほか、米国株市場もNYダウなど主要株指数が揃ってプラス圏で引けたことで買い安心感が広がった。日経平均は寄り付きこそマイナスでスタートしたが、その後は急速に切り返し2万9000円台に浮上。新型コロナワクチンの普及が進むなか、食品など内需関連株の一角が買われたほか、半導体関連などに上昇する銘柄が目立つ。またトヨタが連日で最高値を更新し、1万円台に迫る場面があった。ただ、日本時間の明晩に5月の米雇用統計の発表を控え、この結果を見極めたいとの思惑もあり、日経平均の上値は重かった。2万9000円近辺では引き続き戻り売りニーズの強さが確認された。なお、個別では全体の7割近い銘柄が上昇し、売買代金も前日に続き活況だった。
【市況】日経平均は続伸、半導体株中心に買い、米雇用統計前に堅調もみ合い/相場概況
日経平均は続伸。2日の米国市場でNYダウは小幅に5日続伸し、25ドル高となった。経済活動の正常化への期待が根強く相場を下支えしたが、景気敏感株を中心に高値警戒感から売りが出た。本日の日経平均もやや利益確定売り優勢で55円安からスタート。その後半導体関連株を中心に買いが入り、朝方には一時29157.16円(前日比211.02円高)まで上昇したが、引き続き29000円を上回る場面では売りも出た。5月雇用統計をはじめとする米雇用関連指標の発表が控えており、日中はおおむね堅調もみ合いの展開となった。
大引けの日経平均は前日比111.97円高の29058.11円となった。東証1部の売買高は10億9198万株、売買代金は2兆6131億円だった。業種別では、食料品、水産・農林業、ゴム製品が上昇率上位だった。一方、海運業、非鉄金属、証券が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の68%、対して値下がり銘柄は27%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、欧米株高を受けリスク選好の買いが優勢 (6月3日)
1.日経平均は続伸、前日の欧米株高を受けリスク選好
2.新型コロナワクチンの普及が進むなか内需の一角に買い
3.トヨタが大商いで買われ、半導体関連株にも上昇目立つ
4.日本時間明晩に予定の5月の米雇用統計待ちで上値重い
5.個別は7割近い銘柄が上昇、売買代金も前日に続き活況
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比25ドル高と小幅に5日続伸した。景気回復への期待が強まる一方でインフレ懸念もくすぶるなか強弱感が対立した。
東京市場では、日経平均株価が寄り付きは安く始まったもののその後すぐに切り返し、2万9000円台前半で終始堅調な値動きとなった。
3日の東京市場は、前日の欧州株市場が総じて高く、独DAXは連日の最高値更新となったほか、米国株市場もNYダウなど主要株指数が揃ってプラス圏で引けたことで買い安心感が広がった。日経平均は寄り付きこそマイナスでスタートしたが、その後は急速に切り返し2万9000円台に浮上。新型コロナワクチンの普及が進むなか、食品など内需関連株の一角が買われたほか、半導体関連などに上昇する銘柄が目立つ。またトヨタが連日で最高値を更新し、1万円台に迫る場面があった。ただ、日本時間の明晩に5月の米雇用統計の発表を控え、この結果を見極めたいとの思惑もあり、日経平均の上値は重かった。2万9000円近辺では引き続き戻り売りニーズの強さが確認された。なお、個別では全体の7割近い銘柄が上昇し、売買代金も前日に続き活況だった。
日経平均・・・29058.11円 111.97円
TOPIX・・・1958.7円 16.37円
JPX日経400・・・17702.27円 148.37円
日経JASDAQ・・・3911.51円 13.74円
東証マザーズ・・・1141.45円 5.65円
東証REIT指数・・・2113.59円 18.6円
米ドル円・・・109.73円 -0.04円
ユーロ/円・・・133.74円 -0.18円
NYダウ・・・34600.38円 25.07円
NASDAQ・・・13756.32円 19.84円
上海総合・・・3584.21円 -12.92円
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