【市況】東京株式(大引け)=45円安、続落も値上がり銘柄数の多さ目立つ
1日の東京株式市場は方向感の定まらない地合いで日経平均は寄り付き高く始まったものの、その後は急速に値を消す展開に。下値抵抗力も発揮し後場は下げ渋った。
大引けの日経平均株価は前営業日比45円74銭安の2万8814円34銭と続落。東証1部の売買高概算は9億747万株、売買代金概算は2兆443億円。値上がり銘柄数は1361、対して値下がり銘柄数は733、変わらずは98銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の米国株市場が休場だったことで手掛かり材料に事欠き、主力株に売りが優勢で日経平均は軟調な地合いとなった。前週末に先物主導で日経平均が600円高と急伸をみせたが、前日ときょうの2日間はその反動が出た格好となっている。日本時間今晩に米国で5月のISM製造業景況感指数が発表される予定にあり、この結果を見極めたいとの思惑が買いを手控えさせた。ただ全体商いが低調ななか、売り圧力も弱い。個別にはテーマや業績をベースに買われる銘柄も多く、値上がり銘柄数が値下がり数を大きく上回った。業種別では、OECDが世界の経済成長率見通しを上方修正したことなどを背景に海運株や資源株など市況関連セクターへの買いが目立った。TOPIXはプラス圏で着地。売買代金は2兆円台はキープしたものの低調だった。
【市況】日経平均は小幅続落、前場方向感乏しく、後場下げ渋り/相場概況
日経平均は小幅続落。5月31日の米国市場はメモリアルデーの祝日で休場だった。手掛かり材料に乏しいなか、月末の持ち高調整目的の売り一巡に期待する向きなどがあり、本日の日経平均は138円高からスタート。寄り付き直後には一時29075.47円(前日比215.39円高)まで上昇したが、引き続き29000円近辺では目先の利益を確定する売りが出て伸び悩んだ。さらに前場中ごろを過ぎると28611.25円(同248.83円安)まで下落する場面があったが、香港・台湾などのアジア株がおおむねしっかりとあって後場下げ渋った。
大引けの日経平均は前日比45.74円安の28814.34円となった。東証1部の売買高は9億0747万株、売買代金は2兆0442億円だった。業種別では、鉄鋼、医薬品、情報・通信業が下落率上位だった。一方、鉱業、海運業、輸送用機器が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の33%、対して値上がり銘柄は62%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 続落、朝高も主力株を中心に売りが優勢 (6月1日)
1.日経平均は続落、朝方上昇スタートもその後に軟化
2.米ISM製造業景況感指数の結果を見極めたいとの思惑
3.OECD世界経済成長率見通し上方修正で市況関連高い
4.値上がり銘柄数が値下がりを上回りTOPIXはプラス
5.売買代金は2兆円台をかろうじてキープするも低水準に
■東京市場概況
前日の米国市場は、メモリアルデーの祝日で休場。
東京市場では、方向感の定まらない地合いで日経平均株価は寄り付き高く始まったものの、その後は急速に値を消す展開に。下値抵抗力も発揮し後場は下げ渋った。
1日の東京市場は、前日の米国株市場が休場だったことで手掛かり材料に事欠き、主力株に売りが優勢で日経平均は軟調な地合いとなった。前週末に先物主導で日経平均が600円高と急伸をみせたが、前日ときょうの2日間はその反動が出た格好となっている。日本時間今晩に米国で5月のISM製造業景況感指数が発表される予定にあり、この結果を見極めたいとの思惑が買いを手控えさせた。ただ全体商いが低調ななか、売り圧力も弱い。個別にはテーマや業績をベースに買われる銘柄も多く、東証1部の値上がり銘柄数が値下がり数を大きく上回った。業種別では、OECDが世界の経済成長率見通しを上方修正したことなどを背景に海運株や資源株など市況関連セクターへの買いが目立った。TOPIXはプラス圏で着地。売買代金は2兆円台はキープしたものの低調だった。
日経平均・・・28814.34円 -45.74円
TOPIX・・・1926.18円 3.2円
JPX日経400・・・17397.93円 12.85円
日経JASDAQ・・・3896.76円 5.99円
東証マザーズ・・・1141.74円 -8.32円
東証REIT指数・・・2064.96円 -8.59円
米ドル円・・・109.66円 -0.05円
ユーロ/円・・・134.01円 0.27円
NYダウ・・・34529.45円 64.81円
NASDAQ・・・13748.73円 12.46円
上海総合・・・3624.71円 9.23円
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