【市況】東京株式(大引け)=582円高と急反発、下値に見直し買い流入
18日の東京株式市場で日経平均株価は急反発。下値に見直し買いが流入し2万8000円台を回復した。
大引けの日経平均株価は前日比582円01銭高の2万8406円84銭。東証1部の売買高概算は12億3150万株。売買代金概算は2兆7535億8100万円となった。値上がり銘柄数は1817と全体の約83%、値下がり銘柄数は322、変わらずは53銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが前日比54ドル安と3日ぶりに反落した。米長期金利の上昇が警戒されたが引けにかけ下げ幅を縮小したこともあり、東京市場は値を上げてスタート。下値には見直し買いが流入し、ハイテク株、景気敏感株ともに上昇した。日経平均株価は一時600円を超す上昇となった。この日発表された1~3月期国内総生産(GDP)は前期比年率で5.1%減と予想を下回ったが、市場の反応は限定的だった。
【市況】日経平均は大幅反発、海外株高追い風に押し目買い、一時656円高/相場概況
日経平均は大幅反発。17日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反落し、54ドル安となった。インフレ加速への警戒感が根強く、長期金利の上昇とともにハイテク株などに売りが出た。ただ、連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が金融緩和縮小の協議は時期尚早との考えを再表明し、引けにかけて下げ幅を縮小。本日の日経平均も押し目買い優勢で106円高からスタートすると、アジア株や時間外取引のNYダウ先物の上昇が支援材料となって上げ幅を広げた。後場には28481.17円(前日比656.34円高)まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前日比582.01円高の28406.84円となった。東証1部の売買高は12億3150万株、売買代金は2兆7535億円だった。業種別では、鉄鋼、保険業、非鉄金属が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、電気・ガス業、その他製品、パルプ・紙の3業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の83%、対して値下がり銘柄は15%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 急反発、見直し買いで流入で2万8000円台回復 (5月18日)
1.日経平均は前日比582円高と急反発、2万8000円台回復
2.前日のNYダウは54ドル安と小幅安、米長期金利上昇を警戒
3.東京市場は見直し買い流入でハイテク、景気敏感株ともに高い
4.トヨタは今期増益や株式分割など評価し6年2ヵ月ぶり最高値
5.JR東海やJAL、HISなど電鉄、空運、旅行関連株が上昇
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウが前週末比54ドル安と3日ぶりに反落した。インフレ懸念を背景に米長期金利が高止まりするなか、前週末にかけて続伸していた反動でハイテク株を中心に利益を確定する売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は急反発。下値に見直し買いが流入し2万8000円台を回復した。
前日の米株式市場では、NYダウが3日ぶりに反落した。米長期金利の上昇が警戒されたが引けにかけ下げ幅を縮小したこともあり、東京市場は値を上げてスタート。下値には見直し買いが流入し、ハイテク株、景気敏感株ともに上昇した。日経平均株価は一時600円を超す上昇となった。この日発表された1~3月期国内総生産(GDP)は前期比年率で5.1%減と予想を下回ったが、市場の反応は限定的だった。
日経平均・・・28406.84円 582.01円
TOPIX・・・1907.74円 28.88円
JPX日経400・・・17220.07円 273.98円
日経JASDAQ・・・3801.44円 21.92円
東証マザーズ・・・1069.5円 26.68円
東証REIT指数・・・2044.67円 13.3円
米ドル円・・・108.97円 -0.27円
ユーロ/円・・・133.12円 0.55円
NYダウ・・・34327.79円 -54.34円
NASDAQ・・・13379.04円 -50.93円
上海総合・・・3529.01円 11.39円
0コメント