【市況】東京株式(大引け)=697円高、米長期金利の上昇一服受け買い戻される
週明け1日の東京株式市場は米長期金利の上昇が一服したことを受け日経平均株価が急反発、主力株中心に広範囲に買われ700円近い上昇で着地した。
大引けの日経平均株価は前営業日比697円49銭高の2万9663円50銭と急反発。東証1部の売買高概算は12億5001万株、売買代金概算は2兆4773億円。値上がり銘柄数は1931、対して値下がり銘柄数は229、変わらずは34銘柄だった。
きょうの東京市場は、前週末の米国株市場でNYダウが大幅続落となったものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数が下げ止まる動きをみせたことで、不安心理がやや後退し買い優勢の展開に。日米波乱相場の引き金となった米10年債利回りは1.6%台に上昇した後、1.4%台まで水準を下げており、急速に進んだリスクオフの流れが修正された。ワクチン普及による経済活動正常化への期待と企業業績の回復を拠りどころに押し目買いの動きが活発化した。ただ、2万9000円台後半では戻り売り圧力が強く、急反発とはいっても前週末の下げを取り戻すまでには500円あまり届かなかった。半導体関連株が買われたほか、日経平均寄与度の高い一部の値がさ株が大きく上昇し全体指数の上げを後押しした。東証1部全体の9割近い銘柄が上昇している。
【市況】日経平均は大幅反発、米金利の上昇一服で警戒感和らぐ/相場概況
日経平均は大幅反発。2月26日の米国市場でNYダウは大幅続落し、469ドル安となった。ただ、長期金利の上昇が一服したことで、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は反発。前週末に米金利急騰を嫌気して1200円を超える下落となった日経平均も、週明けの本日は警戒感が和らいで453円高からスタートすると、朝方には一時29686.39円(前週末比720.38円高)まで上昇した。一方、前週末の下げ幅の半値戻し水準では上値が重く、引き続き米金利動向を見極めたいなどといった慎重姿勢も透けた。
大引けの日経平均は前週末比697.49円高の29663.50円となった。東証1部の売買高は12億5001万株、売買代金は2兆4773億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、パルプ・紙、情報・通信業、建設業、小売業、機械が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の88%、対して値下がり銘柄は10%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 急反発、米長期金利の上昇一服で不安心理が後退 (3月1日)
1.日経平均は前週末の急落から立ち直り、700円近い急反発
2.米長期金利の上昇が一服し、投資家の過度な不安心理が後退
3.半導体関連が買われ、一部の値がさ株が日経平均押し上げる
4.2万9000円台後半では戻り売り圧力も意識される展開に
5.値上がり銘柄数が1900超え、全体の約9割の銘柄が上昇
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比469ドル安と続落した。アジアや欧州市場が軒並み下落したことを受けて、投資家のリスク回避やポジション調整の売りが優勢となった。
週明けの東京市場では、米長期金利の上昇が一服したことを受け日経平均株価が急反発、主力株中心に広範囲に買われ700円近い上昇で着地した。
1日の東京市場は、前週末の米国株市場でNYダウが大幅続落となったものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数が下げ止まる動きをみせたことで、不安心理がやや後退し買い優勢の展開に。日米波乱相場の引き金となった米10年債利回りは1.6%台に上昇した後、1.4%台まで水準を下げており、急速に進んだリスクオフの流れが修正された。ワクチン普及による経済活動正常化への期待と企業業績の回復を拠りどころに押し目買いの動きが活発化した。ただ、2万9000円台後半では戻り売り圧力が強く、急反発とはいっても前週末の下げを取り戻すまでには500円あまり届かなかった。半導体関連株が買われたほか、日経平均寄与度の高い一部の値がさ株が大きく上昇し全体指数の上げを後押しした。東証1部全体の9割近い銘柄が上昇している。
日経平均・・・29663.5円 697.49円
TOPIX・・・1902.48円 37.99円
JPX日経400・・・17212.06円 340.42円
日経JASDAQ・・・3815.9円 17.9円
東証マザーズ・・・1217.45円 3.36円
米ドル円・・・106.72円 0.64円
ユーロ/円・・・128.47円 -0.25円
NYダウ・・・30932.37円 -469.64円
NASDAQ・・・13192.34円 72.91円
上海総合・・・3551.39円 42.31円
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