【市況】東京株式(大引け)=106円安と3日続落、日米の新型コロナ感染拡大を警戒
20日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落。日本や米国での新型コロナウイルス感染拡大が警戒され軟調に推移した。ただ、明日からの3連休を控え積極的な売買は手控える動きも強まり、全体の商いは低調だった。
大引けの日経平均株価は前日比106円97銭安の2万5527円37銭。東証1部の売買高概算は10億8896万株。売買代金概算は2兆2165億3500万円となった。値上がり銘柄数は1296と全体の約60%、値下がり銘柄数は788、変わらずは93銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが44ドル高と3日ぶりに反発。米追加経済対策への期待が浮上した。ただ、新型コロナウイルス感染拡大でカリフォルニア州が夜間外出禁止に踏み切ったことも警戒され、東京市場の場中にNYダウ先物は下落し、これを受け日経平均株価も売り先行の展開となった。一時は200円を超す下落となる場面があったが、下値には買いが流入し下げ渋った。
【市況】日経平均は3日続落、米株先物に連れ安も連休前に持ち高傾けず/相場概況
日経平均は3日続落。19日の米国市場でNYダウは44ドル高と3日ぶりに反発したが、取引終了後にムニューシン財務長官が連邦準備理事会(FRB)の緊急融資プログラムの一部延長を拒否したなどと伝わった。NYダウ先物が時間外取引で下落し、本日の日経平均はこれに伴い147円安からスタート。日本国内でも新型コロナウイルス新規感染者数が連日で過去最多を更新しており、日経平均は後場に25425.59円(前日比208.75円安)まで下落する場面があったが、3連休を前に持ち高を大きく傾ける動きは限られた。
大引けの日経平均は前日比106.97円安の25527.37円となった。東証1部の売買高は10億8896万株、売買代金は2兆2165億円だった。業種別では、保険業、空運業、パルプ・紙が下落率上位だった。一方、鉄鋼、ゴム製品、金属製品が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の36%、対して値上がり銘柄は60%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 3日続落、3連休を前に売買手控え気分が強まる (11月20日)
1.日経平均は前日比106円安と3日続落、3連休前で売買手控え気分強まる
2.前日のNYダウは44ドル高と3日ぶり反発、米追加経済対策への期待が浮上
3.東京市場の場中にNYダウ先物が下落、米カリフォルニアの夜間外出禁止など嫌気
4.新型コロナ感染拡大が警戒され、OLCや日本航空、JR東海などが軟調に推移
5.イーレックスやエフオン、エヌピーシーなど再生エネ関連株は引き続き人気
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比44ドル高と3日ぶりに反発した。新型コロナウイルス感染拡大に対する追加経済対策への期待を背景に買い戻しが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は3日続落。日本や米国での新型コロナウイルス感染拡大が警戒され軟調に推移した。ただ、明日からの3連休を控え積極的な売買は手控える動きも強まり、全体の商いは低調だった。
前日の米株式市場では、NYダウが3日ぶりに反発。米追加経済対策への期待が浮上した。ただ、新型コロナウイルス感染拡大でカリフォルニア州が夜間外出禁止に踏み切ったことも警戒され、東京市場の場中にNYダウ先物は下落し、これを受け日経平均も売り先行の展開となった。一時は200円を超す下落となる場面があったが、下値には買いが流入し下げ渋った。
日経平均・・・25527.37円 -106.97円
TOPIX・・・1727.39円 0.98円
JPX日経400・・・15642.56円 -14.29円
日経JASDAQ・・・3584.35円 11.66円
東証マザーズ・・・1198.36円 -0.32円
米ドル円・・・103.82円 0円
ユーロ/円・・・123.17円 0.2円
NYダウ・・・29483.23円 44.81円
NASDAQ・・・11904.71円 103.11円
上海総合・・・3377.72円 14.63円
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