【市況】東京株式(大引け)=107円高、29年半ぶりの2万6000円台回復
17日の東京株式市場は、前日の米株高を受け日経平均は続伸し2万6000円台を回復。ただ前日に500円超の上昇をみせた反動で上値も重かった。
大引けの日経平均株価は前営業日比107円69銭高の2万6014円62銭と続伸。東証1部の売買高概算は13億7344万株、売買代金概算は2兆7284億8000万円。値上がり銘柄数は753、対して値下がり銘柄数は1347、変わらずは76銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の欧米株高を受け世界株高の流れを引き継ぐ形で始まった。前日の米国株市場ではNYダウが今年2月以来約9カ月ぶりに過去最高値を更新し、リスクオンムードを更に後押しする状況にある。ワクチン開発期待を背景に、景気敏感株の物色の流れが強まっており、東京市場でもきょうは非鉄や鉄鋼など景気敏感株や大手銀行などの金融株、更にコロナ禍で売り込まれた空運株などに物色の矛先が向いた。日経平均株価は1991年5月以来約29年半ぶりに2万6000円大台に乗せた。もっとも、ここ最近の急騰でスピード警戒感も強まっており、取引時間中は利益確定売りに値を消す場面もあった。日経平均は一時マイナスに転じたが、後場に入ると再び買い直される展開となった。ただ、小型株中心に安い銘柄が目立ち、値下がり銘柄数が値上がりを大きく上回った。
【市況】日経平均は続伸で26000円台回復、ワクチン期待一段と/相場概況
日経平均は続伸。16日の米国市場でNYダウは470ドル高と続伸し、2月以来となる過去最高値を付けた。バイオ製薬のモデルナが開発している新型コロナウイルスワクチンが良好な試験データを示したことなどから、実用化への期待が一段と高まった。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで136円高からスタート。およそ29年ぶりに26000円台を回復すると、朝方には一時26057.30円(前日比150.37円高)まで上昇した。ただ、その後は利益確定売りも出て上値が重く、前引けにかけてマイナスに転じる場面があった。
大引けの日経平均は前日比107.69円高の26014.62円となった。東証1部の売買高は13億7344万株、売買代金は2兆7284億円だった。業種別では、空運業、鉱業、保険業が上昇率上位だった。一方、精密機器、情報・通信業、サービス業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の35%、対して値下がり銘柄は62%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、景気敏感株が買われ2万6000円台回復 (11月17日)
1.日経平均は続伸、29年半ぶりに2万6000円台を回復
2.ワクチン開発期待を背景にNYダウが最高値更新しリスクオン
3.非鉄、鉄鋼など景気敏感株や金融株などバリューシフトの動き
4.途中、日経平均はマイナス圏に沈むもその後切り返す展開
5.値下がり銘柄数は1350弱と値上がり銘柄数を大幅に上回る
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比470ドル高と続伸した。新型コロナウイルスワクチン開発による経済正常化期待で、景気敏感株中心に買いが優勢となった。
東京市場では、前日の米株高を受け日経平均株価は続伸し2万6000円台を回復。ただ、前日に500円超の上昇をみせた反動で上値も重かった。
17日の東京市場は、前日の欧米株高を受け世界株高の流れを引き継ぐ形で始まった。前日の米国株市場ではNYダウが今年2月以来約9ヵ月ぶりに過去最高値を更新し、リスクオンムードを更に後押しする状況にある。ワクチン開発期待を背景に、景気敏感株の物色の流れが強まっており、東京市場でもきょうは非鉄や鉄鋼など景気敏感株や大手銀行などの金融株、更にコロナ禍で売り込まれた空運株などに物色の矛先が向いた。日経平均は1991年5月以来約29年半ぶりに2万6000円大台に乗せた。もっとも、ここ最近の急騰でスピード警戒感も強まっており、取引時間中は利益確定売りに値を消す場面もあった。日経平均は一時マイナスに転じたが、後場に入ると再び買い直される展開となった。ただ、小型株中心に安い銘柄が目立ち、東証1部の値下がり銘柄数が値上がりを大きく上回った。
日経平均・・・26014.62円 107.69円
TOPIX・・・1734.66円 2.85円
JPX日経400・・・15714.51円 48.83円
日経JASDAQ・・・3578.78円 -23.81円
東証マザーズ・・・1187.24円 -44.68円
米ドル円・・・104.17円 -0.27円
ユーロ/円・・・123.79円 -0.03円
NYダウ・・・29950.44円 470.63円
NASDAQ・・・11924.12円 94.84円
上海総合・・・3339.89円 -7.07円
0コメント