【市況】東京株式(大引け)=224円高、米株大幅高に追随し8カ月ぶり高値圏浮上
8日の東京株式市場は前日の米株大幅高を受けて投資家心理が改善、主力株をはじめ幅広い銘柄に買いが優勢となった。日経平均は2月中旬以来8カ月ぶりの高値。
大引けの日経平均株価は前営業日比224円25銭高の2万3647円07銭と反発。東証1部の売買高概算は10億2923万株、売買代金概算は2兆1524億5000万円。値上がり銘柄数は1294、対して値下がり銘柄数は790、変わらずは95銘柄だった。
きょうの東京市場は上値指向の強い展開。前日の米国株市場でNYダウが500ドルを超える上昇をみせるなどリスクオフの巻き戻しが入り、これに追随した。トランプ米大統領がツイッターに航空会社や中小企業向けの支援策を早急に実施すべきと投稿したことが、米株高の背景となったが、東京市場でも寄り後に先物を絡めて次第高の展開に。あすのオプションSQ算出に伴い買いポジションを高める動きも観測された。日本時間午前中に行われた米副大統領候補の公開討論では、民主党ハリス氏が優勢との見方が強まり、大規模な追加経済対策への期待感もマーケット心理を強気に傾けている。半導体関連の値がさ株に買いが集まったほか、海運や鉄鋼など景気敏感セクターが業種別値上がり上位を占めた。売買代金は3日ぶりに2兆円台に乗せた。
【市況】日経平均は反発、コロナショック後の戻り高値更新/相場概況
日経平均は反発。7日の米国市場でNYダウは反発し、530ドル高となった。トランプ大統領が航空会社や中小企業などに的を絞った追加支援策を支持する意向を示したことなどから、経済対策成立への期待が高まった。米長期金利の上昇に伴って一時1ドル=106円台まで円安が進んだこともあり、本日の日経平均は83円高からスタートすると上げ幅を拡大。前場中ごろを過ぎるとコロナショック後の戻り高値を更新したことで買い戻しが一段と広がり、後場には23701.77円(前日比278.95円高)まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前日比224.25円高の23647.07円となった。2月14日以来の高値水準となる。東証1部の売買高は10億2923万株、売買代金は2兆1524億円だった。業種別では、海運業、鉄鋼、サービス業が上昇率上位だった。一方、空運業、ゴム製品、電気・ガス業など5業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の59%、対して値下がり銘柄は36%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 反発、米株大幅高を受け主力株中心に買い優勢 (10月8日)
1.日経平均は反発、前日の米株大幅高を受け終始買い優勢
2.主力株をはじめ幅広く買われ、2月中旬以来8ヵ月ぶり高値
3.トランプ大統領の中小企業支援などに関するツイートを好感
4.副大統領候補の討論はハリス氏優勢との見方で相場に追い風
5.半導体関連の値がさ株に買い集まり、海運・鉄鋼なども堅調
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比530ドル高と反発した。米国の新型コロナウイルス追加対策を巡り、個別の法案で合意に達する可能性があるとの見方が強まり買いが優勢となった。
東京市場では、前日の米株大幅高を受けて投資家心理が改善、主力株をはじめ幅広い銘柄に買いが優勢となった。日経平均株価は2月中旬以来8ヵ月ぶりの高値。
8日の東京市場は、上値指向の強い展開。前日の米国株市場でNYダウが500ドルを超える上昇をみせるなどリスクオフの巻き戻しが入り、これに追随した。トランプ米大統領がツイッターに航空会社や中小企業向けの支援策を早急に実施すべきと投稿したことが、米株高の背景となったが、東京市場でも寄り後に先物を絡めて次第高の展開に。あすのオプションSQ算出に伴い買いポジションを高める動きも観測された。日本時間午前中に行われた米副大統領候補の公開討論では、民主党ハリス氏が優勢との見方が強まり、大規模な追加経済対策への期待感もマーケット心理を強気に傾けている。半導体関連の値がさ株に買いが集まったほか、海運や鉄鋼など景気敏感セクターが業種別値上がり上位を占めた。東証1部の売買代金は3日ぶりに2兆円台に乗せた。
日経平均・・・23647.07円 224.25円
TOPIX・・・1655.47円 9円
JPX日経400・・・14895.78円 78.04円
日経JASDAQ・・・3633.69円 4.4円
東証マザーズ・・・1319.84円 26.68円
米ドル円・・・105.96円 0.1円
ユーロ/円・・・124.66円 0.1円
NYダウ・・・28303.46円 530.7円
NASDAQ・・・11364.59円 209.99円
上海総合・・・3218.05円 -6.3円
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