【市況】東京株式(大引け)=20円高、米ハイテク株高受け反発も上値重い展開に
16日の東京株式市場は売り買い交錯、日経平均株価は前日終値を挟んで狭いレンジでの値動きとなったが、後場は終始プラス圏で売り物をこなした。
大引けの日経平均株価は前営業日比20円64銭高の2万3475円53銭と小幅反発。東証1部の売買高概算は11億6886万株、売買代金概算は2兆1398億7000万円。値上がり銘柄数は1357、対して値下がり銘柄数は732、変わらずは85銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の米国株市場がハイテク株中心に買われた流れを引き継ぎ、日経平均は頑強な値動きを示したが、上値も重かった。朝方は外国為替市場でドル安・円高方向に振れていたこともあって、買い手控えムードのなか小安く始まったが、その後は押し目買いでプラス圏に切り返した。これまで全体指数にマイナス寄与していた半導体関連株が買い戻され市場心理が改善した。もっとも買いの勢いは限定的で、日本時間あす未明に判明するFOMCの結果や、パウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとの思惑から上値も重かった。値がさ株のソフトバンクグループの上昇による押し上げ効果が大きく、同社株を除けば日経平均はマイナス。全体売買代金は2兆1000億円台となり、7営業日連続で2兆円台を超えた。
【市況】日経平均は小幅反発、値がさ株に買いもFOMCで上値重く/相場概況
日経平均は小幅反発。15日の米国市場でNYダウは小幅に3日続伸し、2ドル高となった。米中など主要国の経済指標が良好な内容で買いが先行したものの、翌日に連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、引けにかけて持ち高をいったん手仕舞う動きが広がった。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで29円安からスタートすると、朝方は前日終値を挟みもみ合う展開となった。値がさのグロース(成長)株が買われたことで日経平均は前場中ごろを過ぎるとやや強含んだが、上値は重く伸び悩んだ。
大引けの日経平均は前日比20.64円高の23475.53円となった。東証1部の売買高は11億6886万株、売買代金は2兆1398億円だった。業種別では、情報・通信業、食料品、医薬品が上昇率上位だった。一方、海運業、ゴム製品、鉱業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の62%、対して値下がり銘柄は34%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 小反発、米ハイテク株高も円高重荷で上値は重い (9月16日)
1.日経平均は小反発、米ハイテク株高もドル安・円高などが重荷
2.朝方は小安く始まり、その後切り返すも前日終値を挟んで小動き
3.半導体関連が買い戻され、ソフトバンクGが日経平均を押し上げ
4.FOMC結果発表やパウエルFRB議長の記者会見待ちムードも
5.全体売買代金は2兆1000億円台、7営業日連続で2兆円台乗せ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは2ドル高と小幅に3日続伸した。IT関連株を中心に堅調に推移し一時200ドル超の上昇も引けにかけ上げ幅は縮小し伸び悩んだ。
東京市場では売り買い交錯、日経平均株価は前日終値を挟んで狭いレンジでの値動きとなったが、後場は終始プラス圏で売り物をこなした。
16日の東京市場は、前日の米国株市場がハイテク株中心に買われた流れを引き継ぎ、日経平均は頑強な値動きを示したが、上値も重かった。朝方は外国為替市場でドル安・円高方向に振れていたこともあって、買い手控えムードのなか小安く始まったが、その後は押し目買いでプラス圏に切り返した。これまで全体指数にマイナス寄与していた半導体関連株が買い戻され市場心理が改善した。もっとも買いの勢いは限定的で、日本時間あす未明に判明するFOMCの結果や、パウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとの思惑から上値も重かった。値がさ株のソフトバンクグループの上昇による押し上げ効果が大きく、同社株を除けば日経平均はマイナス。東証1部の売買代金は2兆1000億円台となり、7営業日連続で2兆円台を超えた。
日経平均・・・23475.53円 20.64円
TOPIX・・・1644.35円 3.51円
JPX日経400・・・14810.22円 8.15円
日経JASDAQ・・・3579.39円 11.12円
東証マザーズ・・・1181.23円 28.89円
米ドル円・・・105.05円 -0.69円
ユーロ/円・・・124.69円 -0.93円
NYダウ・・・27995.6円 2.27円
NASDAQ・・・11190.32円 133.67円
上海総合・・・3283.92円 -11.75円
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