【市況】東京株式(大引け)=724円高と急反発、権利付き最終日で買い流入
27日の東京株式市場で日経平均株価は急反発した。前日のNYダウが急伸するなか、全体相場は堅調に推移し、日経平均株価は終値ベースで2日ぶりに1万9000円台を回復した。
大引けの日経平均株価は前日比724円83銭高の1万9389円43銭。東証1部の売買高概算は23億6833万株。売買代金概算は3兆9093億7000万円となった。値上がり銘柄数は1995と全体の92%、値下がり銘柄数は148、変わらずは25銘柄だった。
前日のNYダウは、米大型経済対策法案の成立への期待が高まり1351ドル高と大幅高となった。これを受け、東京株式市場は買いが優勢だった。1ドル=108円前半への円高が進行したことから、日経平均株価は一時1万9000円台を割り込む場面もあったが、きょうは3月期決算企業の権利付き最終売買日にあたり、配当再投資に絡む買いも流入した様子だ。日経平均株価は、大引けにかけ急伸し高値引けとなった。
【市況】日経平均は大幅反発、配当取りや再投資の買いで700円超高/相場概況
日経平均は大幅反発。26日の米国市場でNYダウは大幅に3日続伸し、1351ドル高となった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた2兆ドル規模の経済対策法案が上院で可決され、実現への期待が高まった。本日の日経平均も357円高からスタートすると、朝方には上げ幅を700円ほどに拡大。その後、円相場の上昇や週末を控えた新型コロナへの懸念から伸び悩む場面もあったが、3月末の権利付最終売買日とあって引けにかけて配当権利取りや配当再投資に絡んだ買いが入ったとみられ、この日の高値で取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比724.83円高の19389.43円となった。東証1部の売買高は23億6833万株、売買代金は3兆9093億円だった。業種別では、精密機器、電気・ガス業、医薬品が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは石油・石炭製品のみだった。東証1部の値上がり銘柄は全体の92%、対して値下がり銘柄は7%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 急反発、米株高や配当再投資に絡む買いで高値引け (3月27日)
1.日経平均は前日比724円高と急反発、東証1部の9割超の銘柄が上昇
2.26日のNYダウは1351ドル高、米経済対策法案成立への期待高まる
3.3月末権利付き最終日で配当再投資の買いが流入し高値引けに
4.SBGやトヨタ、任天堂などが堅調、東エレクなど半導体関連株が高い
5.重松製や興研、アゼアスなど新型コロナ関連株の上昇は継続
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比1351ドル高と3日続伸。米上院が2兆ドル規模の大型経済対策法案を可決したことを受け、同法案の成立への期待が高まった。
東京市場では日経平均株価は急反発した。前日のNYダウが急伸するなか、全体相場は堅調に推移し、日経平均は終値ベースで2日ぶりに1万9000円台を回復、東証1部の9割超の銘柄が上昇した。
27日の東京市場は、前日のNYダウが、米大型経済対策法案の成立への期待が高まり1351ドル高と大幅高となったことを受け買いが優勢だった。1ドル=108円前半への円高が進行したことから、日経平均は一時1万9000円台を割り込む場面もあったが、本日は3月期決算企業の権利付き最終売買日にあたり、配当再投資に絡む買いも流入した様子だ。日経平均は、大引けにかけ急伸し高値引けとなった。
日経平均・・・19389.43円 724.83円
TOPIX・・・1459.49円 60.17円
JPX日経400・・・13058.23円 532.04円
日経JASDAQ・・・3016.12円 39.63円
東証マザーズ・・・623.02円 9.04円
米ドル円・・・108.76円 -1.71円
ユーロ/円・・・119.74円 -0.94円
NYダウ・・・22552.17円 1351.62円
NASDAQ・・・7797.53円 413.24円
上海総合・・・2781.59円 59.15円
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