【市況】東京株式(大引け)=234円高、米株高に加え円安や中国株高で投資家心理改善
5日の東京株式市場は買い優勢の展開となり日経平均株価は前日に続き上値を指向した。後場終盤は手じまい売りで伸び悩んだものの230円あまり上昇した。
大引けの日経平均株価は前営業日比234円97銭高の2万3319円56銭と続伸。東証1部の売買高概算は13億2970万株、売買代金概算は2兆4412億円。値上がり銘柄数は1581、対して値下がり銘柄数は493、変わらずは85銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが400ドルあまり上昇するなど主要株指数が揃って急伸したことを受けリスク選好の流れとなった。中国の新型肺炎の感染拡大に対する懸念は拭えないものの、中国人民銀行の大規模な資金供給や政府当局による財政投入を伴う景気刺激策への期待感が相場を押し上げた。外国為替市場で1ドル=109円台半ばまで円安傾向に振れたことも主力株中心にポジティブ材料となった。取引時間中は中国・上海株が続伸歩調となったことも先物の買い戻しを誘発し、投資家心理の改善につながった。業種別では33業種中32業種が高いというほぼ全面高商状、個別ベースでも全体の73%の銘柄が上昇した。売買代金も5日連続で2兆円台をキープしており、外国人など市場参加者が増勢にあることを示唆している。
【市況】日経平均は大幅続伸、中国景気対策に期待/相場概況
日経平均は大幅続伸。4日の米国市場でNYダウは続伸し、407ドル高となった。一部報道を受けて中国政府による景気刺激策への期待が高まった。円相場は一時1ドル=109円台半ばまで下落し、本日の日経平均も米株高や円安を好感して266円高からスタート。動向が注目される中国・上海株が寄り付きから上げ幅を広げる展開となり、東京市場でも株価指数先物に断続的な買い戻しが入ったことから、日経平均は後場に23414.69円(前日比330.10円高)まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前日比234.97円高の23319.56円となった。東証1部の売買高は13億2970万株、売買代金は2兆4412億円だった。業種別では、水産・農林業、保険業、鉱業が上昇率上位で、その他も全般堅調。その他金融業のみ小幅に下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の73%、対して値下がり銘柄は23%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、米株急伸を背景にリスク選好の買い優勢 (2月5日)
1.日経平均は続伸、前日の米株市場の急伸を背景にリスク選好の流れに
2.中国人民銀の大規模な資金供給に加え、中国政府の景気刺激策にも期待感
3.為替が円安に振れたことや中国株が続伸歩調をみせたこともプラス材料に
4.東証1部33業種中で32業種が高く、個別でも値上がり銘柄数は7割超
5.売買代金も5日連続で2兆円台と市場参加者が増勢にあることを示唆
日経平均・・・23319.56円 234.97円
TOPIX・・・1701.83円 17.59円
JPX日経400・・・15247.07円 157.06円
日経JASDAQ・・・3808.39円 22.41円
東証マザーズ・・・844.97円 8.05円
米ドル円・・・109.64円 0.71円
ユーロ/円・・・120.91円 0.55円
NYダウ・・・28807.63円 407.82円
NASDAQ・・・9467.97円 194.57円
上海総合・・・2818.09円 34.8円
0コメント