【市況】東京株式(大引け)=101円安と3日続落、半導体関連株などに売り膨らむ
21日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落。半導体関連株などに売りが膨らみ、全体相場は軟調に推移した。
大引けの日経平均株価は前日比101円45銭安の3万8262円16銭。プライム市場の売買高概算は15億3549万株。売買代金概算は4兆2861億円となった。値上がり銘柄数は598と全体の約36%、値下がり銘柄数は991、変わらずは68銘柄だった。
前日の米株式市場は、半導体関連株などに売りが膨らみNYダウやナスダック指数が下落した。これを受け、日経平均株価も値を下げてスタートし、一時200円を超える下落となった。東京市場でも半導体関連などのハイテク株を中心に売りが先行した。米国時間の21日に米半導体大手エヌビディア<NVDA>の決算発表が予定されており、買いを手控える動きも強まった。ただ、海運株や商社株の一角が買われるなどバリュー株を拾う動きも出ていた。
【市況】日経平均は3日続落、エヌビディア決算待ちで静かな地合いに/相場概況
20日の米国市場は続落。ダウ平均は64.19ドル安(-0.17%)の38563.80ドル、ナスダックは144.87ポイント安(-0.92%)の15630.79、S&P500は30.06ポイント安(-0.60%)の4975.51で取引を終了した。21日引け後の半導体エヌビディアの四半期決算発表を警戒した売りが影響し寄り付き後は下落。その後も経済指標の冴えない結果を受け、成長減速を懸念した売り圧力も強まった。特にハイテクでの調整売りが続き上値を抑制。相場は終日軟調に推移し、戻り鈍く終了した。
休場明けの米国市場が安かったことから、東京市場は売り優勢で取引を開始した。寄付きから半導体関連が弱く、日経平均は前日比マイナス圏での推移となった。下値では押し目を狙う動きが見られたものの、今晩のエヌビディア決算が様子見姿勢を強める材料として強く意識されておりTOPIXコア30銘柄は高安まちまち。プライム市場の売買代金は4.2兆円台とそれなりにできているが、盛り上がりに欠ける静かな一日となった。
大引けの日経平均は前日比101.45円安(-0.26%)の38262.16円となった。東証プライム市場の売買高は15億3549万株、売買代金は4兆2861億円だった。セクター別では、鉱業、保険業、石油・石炭製品、機械、空運業などが下落した一方、その他製品、ゴム製品、パルプ・紙、海運業、繊維製品などが上昇。東証プライム市場の値上がり銘柄は36%、対して値下がり銘柄は59%となっている。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 3日続落、半導体関連株などに売りが膨らむ (2月21日)
1.日経平均は110円安と3日続落、一時200円を超す下落に
2.前日の米国は半導体関連株などの下落でナスダック指数など安い
3.米国時間21日の米エヌビディアの決算発表を前に買い手控えも
4.東エレクやレーザーテク、アドテストなど半導体株が値を下げる
5.郵船など海運株が堅調で、トヨタや任天堂、伊藤忠が買われる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比64ドル安と続落した。ハイテク株を中心に利益確定売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は3日続落。半導体関連株などに売りが膨らみ、全体相場は軟調に推移した。
前日の米株式市場は、半導体関連株などに売りが膨らみNYダウやナスダック指数が下落した。これを受け、日経平均も値を下げてスタートし、一時200円を超える下落となった。東京市場でも半導体関連などのハイテク株を中心に売りが先行した。米国時間の21日に米半導体大手エヌビディア<NVDA>の決算発表が予定されており、買いを手控える動きも強まった。ただ、海運株や商社株の一角が買われるなどバリュー株を拾う動きも出ていた。
日経平均・・・38,262.16円 -101.45円
TOPIX・・・2,627.30円 -5円
JPX日経400・・・23,749.13円 -54.01円
グロース250・・・745.35円 -19.87円
東証REIT指数・・・1,712.07円 4.26円
米ドル円・・・150.04円 -0.31円
ユーロ/円・・・162.04円 0.11円
NYダウ・・・38,563.80円 -64.19円
NASDAQ・・・15,630.78円 -144.87円
上海総合・・・2,950.95円 28.22円
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