【市況】東京株式(大引け)=173円高と続伸、一時年初来高値上回るも上値重く伸び悩む
24日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。為替相場で円安が進行したことも好感され一時は7月3日につけた年初来高値(3万3753円)を上回ったが、上値は重く買い一巡後は伸び悩んだ。
大引けの日経平均株価は前営業日比173円70銭高の3万3625円53銭。プライム市場の売買高概算は12億2195万株。売買代金概算は3兆2516億円となった。値上がり銘柄数は1057と全体の約64%、値下がり銘柄数は541、変わらずは61銘柄だった。
前場の日経平均株価は3万3800円台に乗せる場面もあり、一時は年初来高値を上回った。しかし、後場に入ってからは利益確定売りが優勢となった。23日の米株式市場は、感謝祭で休場だったが、22日のNYダウは184ドル高と反発していた。東京市場も23日が勤労感謝の日で、この日は休日明けだったが、前場は米株高を受け買いが先行する展開となった。ドル円相場は1ドル=149円台半ばへの円安に振れたことも全体相場を押し上げた。しかし、週末ということもあり、後場に入ってからは様子見気分が強まったほか、今晩の米国は短縮取引となることもあり、買い一巡後は売りに押された。
【市況】日経平均は続伸、直近高値を前に上値の重い展開/相場概況
休日前22日の米国株式市場のダウ平均は184.74ドル高(+0.53%)と反発。ナスダック総合指数は65.88ポイント高(+0.46%)、S&P500は18.43ポイント高(+0.41%)と上昇。感謝祭前後から始まる年末商戦での強い消費行動への期待に買われた。また、雇用関連指標や消費者信頼感指数が予想を上回り底堅い景気への期待が一段と強まった。前日23日の米国株式市場は感謝祭の祝日のため休場、主要株価指数がそろって上昇した米株市場を受けて、日経平均は300.22円高の33752.05円と続伸して取引を開始した。米10年債利回りが一時4.3%台まで低下したことや原油価格が下落したことは、国内の投資家心理を改善した。また、円高一服感も輸出株などの株価下支え要因となった。ただ、引き続き高値警戒感が意識される中、週末要因も相まって20日高値33853.46円を前に上値の重い展開となった。
大引けの日経平均は前日比173.70円高の33625.53円となった。東証プライム市場の売買高は12億2195万株、売買代金は3兆2516億円だった。セクターでは、輸送用機器、保険業、ゴム製品、などが上昇率上位に並んでいる一方で、パルプ・紙、陸運業、空運業が下落率上位に並んだ。東証プライム市場の値上がり銘柄は64%、対して値下がり銘柄は33%となっている。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、一時年初来高値も後半伸び悩む (12月24日)
1.日経平均は173円高と続伸、上値重く後場に入り伸び悩む
2.為替の1ドル=149円半ばへの円安進行も相場を押し上げる
3.日経平均は一時7月の年初来高値(3万3753円)を上回る
4.トヨタやホンダ、日産自といった自動車株が買い人気集める
5.レーザーテクやアドテスト、ソニーG、任天堂は値を下げる
■東京市場概況
前日の米国市場は、感謝祭(サンクスギビング)の祝日で休場だった。
休場明けの東京市場では、日経平均株価は続伸。為替相場で円安が進行したことも好感され一時は7月3日につけた年初来高値(3万3753円)を上回ったが、上値は重く買い一巡後は伸び悩んだ。
前場の日経平均は3万3800円台に乗せる場面もあり、一時は年初来高値を上回った。しかし、後場に入ってからは利益確定売りが優勢となった。23日の米株式市場は、感謝祭で休場だったが、22日のNYダウは184ドル高と反発していた。東京市場も23日が勤労感謝の日で、この日は休日明けだったが、前場は米株高を受け買いが先行する展開となった。ドル円相場は1ドル=149円台半ばへの円安に振れたことも全体相場を押し上げた。しかし、週末ということもあり、後場に入ってからは様子見気分が強まったほか、今晩の米国は短縮取引となることもあり、買い一巡後は売りに押された。
日経平均・・・33,625.53円 173.7円
TOPIX・・・2,390.94円 12.75円
JPX日経400・・・21,621.08円 130.27円
グロース250・・・716.99円 3.89円
東証REIT指数・・・1,837.64円 1.98円
米ドル円・・・149.46円 0.51円
ユーロ/円・・・162.98円 0.41円
NYダウ・・・35,273.03円 184.74円
NASDAQ・・・14,265.85円 65.87円
上海総合・・・3,040.97円 -20.88円
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