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【市況】東京株式(大引け)=80円安と反落、米雇用統計を控え様子見姿勢に

6日の東京株式市場で日経平均株価は反落。今晩に米雇用統計の発表が控えているほか、東京市場は3連休前で様子見姿勢が強く、方向感に欠ける展開が続いた。

 大引けの日経平均株価は前日比80円69銭安の3万994円67銭。プライム市場の売買高概算は14億3721万株。売買代金概算は3兆2000億円となった。値上がり銘柄数は1284と全体の約70%、値下がり銘柄数は507、変わらずは46銘柄だった。

 前日の米株式市場では、NYダウが9ドル安と小幅に下落した。雇用関連指標が底堅く米金融引き締め長期化に対する警戒感が強まり軟調だった。東京市場に移ってからも今晩の米9月雇用統計の結果発表を控え、方向感に欠ける展開が続いた。日経平均株価は一時100円を超す下落となる場面があったが、下値には買いが入り下げ渋った。3万1000円台は再び下回った。海運株や商社株といったバリュー株が堅調に推移したが、半導体関連株は売りに押された。


【市況】日経平均は反落、国内連休・米雇用統計を控え様子見ムード/相場概況

日経平均は反落。5日の米株式市場でダウ平均は9.98ドル安、ナスダック総合指数は-0.12%とそれぞれ小反落。週次失業保険申請件数で労働市場の強さが再確認されたため、追加利上げを警戒した売りが先行。一方、原油安や連銀総裁のハト派発言を背景とした長期金利の落ち着きが下値を支え、終盤にかけては下げ幅を縮めた。米株安や前日に急反発した反動が意識された日経平均は71.41円安からスタート。序盤は前日に続き短期的な底入れを意識した買いが入ったほか、香港ハンセン指数の大幅高を背景に上昇に転じる場面もあった。しかし、今晩に米雇用統計の発表を控えるほか、国内は3連休前ということもあり様子見ムードが強く、その後は前日終値を挟んだもみ合いに終始した。

 大引けの日経平均は前日比80.69円安の30994.67円となった。東証プライム市場の売買高は14億3721万株、売買代金は3兆2001億円だった。セクターでは鉱業、精密機器、電気機器が下落率上位となった一方、海運、パルプ・紙、電気・ガスが上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の28%、対して値上がり銘柄は70%だった。


【市況】【↓】日経平均 大引け| 反落、米雇用統計や3連休控え様子見姿勢 (10月6日)

 1.日経平均は80円安と反落、上値重く3万1000円割れと軟調

 2.前日のNYダウは9ドル安と小反落、雇用指標の底堅さを警戒

 3.今晩の米雇用統計の結果待ちに、東京市場は3連休前で様子見

 4.川崎汽など海運、三菱商など商社といったバリュー株がしっかり

 5.東エレクやアドテスト、ディスコなどの半導体関連株は軟調に

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比9ドル安と小幅に反落した。9月の米雇用統計の発表を控え、模様眺め気分が強かった。

 東京市場では、日経平均株価は反落。今晩に米雇用統計の発表が控えているほか、東京市場は3連休前で様子見姿勢が強く、方向感に欠ける展開が続いた。

 前日の米株式市場では、NYダウが小幅に下落した。雇用関連指標が底堅く米金融引き締め長期化に対する警戒感が強まり軟調だった。東京市場に移ってからも今晩の米9月雇用統計の結果発表を控え、方向感に欠ける展開が続いた。日経平均は一時100円を超す下落となる場面があったが、下値には買いが入り下げ渋った。3万1000円台は再び下回った。海運株や商社株といったバリュー株が堅調に推移したが、半導体関連株は売りに押された。

日経平均・・・30,994.67円 -80.69円

 TOPIX・・・2,264.08円 0.32円

 JPX日経400・・・20,379.45円 -8.07円

 東証マザーズ・・・701.27円 0.85円

 東証REIT指数・・・1,830.94円 0.63円

 米ドル円・・・148.84円 -0.2円

 ユーロ/円・・・157.06円 0.43円

 NYダウ・・・33,119.57円 -9.98円

 NASDAQ・・・13,219.83円 -16.17円

 上海総合・・・3,110.47円 3.15円

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