【市況】東京株式(大引け)=91円高と5日続伸、TOPIXはバブル後高値を更新
1日の東京株式市場で日経平均株価は5日続伸。朝安後、切り返す展開となり、特にTOPIXはバブル後の高値を更新した。
大引けの日経平均株価は前日比91円28銭高の3万2710円62銭。プライム市場の売買高概算は13億1819万株。売買代金概算は3兆2854億円となった。値上がり銘柄数は1451と全体の約79%、値下がり銘柄数は332、変わらずは51銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが168ドル安と5日ぶりに反落した。今晩の米8月雇用統計を前にポジション調整売りも膨らんだ。これを受けた、東京市場も日経平均株価は朝方は下落してスタートした。前日までの4日間で1000円近い上昇となっていたことから、利益確定の動きも出た。ただ、売り一巡後は下値に買いが入りプラス圏に値を上げた。銀行、商社、海運など幅広い業種が買われた。TOPIXは8月1日につけた高値を抜き、バブル崩壊後の1990年7月以来、33年ぶりの高値圏に値を上げた。
【市況】日経平均は5日続伸、米金利低下や中国指標改善を好感、TOPIXはバブル崩壊後高値/相場概況
日経平均は5日続伸。31日の米株式市場でダウ平均は168.33ドル安と5日ぶり反落、ナスダック総合指数は+0.11%と5日続伸。米7月個人消費支出(PCE)コアデフレーターが予想に一致し、利上げ終了期待を背景に買いが先行。ただ、雇用統計を控えた警戒感からダウ平均は終盤にかけて下落に転じた。一方、ハイテクは長期金利の低下で終日堅調に推移した。前日までの4日続伸で短期的な過熱感が意識された日経平均は98.19円安からスタート。一方、寄り付き直後から切り返すと即座にプラス圏に浮上。予想に反して拡大・縮小の境界値である50を上回った中国8月財新製造業購買担当者景気指数(PMI)が好感され、堅調に推移する中国株を背景にじわじわと上げ幅を広げ、終盤には32845.46円(226.12円高)まで上昇した。一方、米雇用統計を前に上値追いは限られ、後場は次第に上げ幅を縮めた。
大引けの日経平均は前日比91.28円高の32710.62円となった。東証プライム市場の売買高は13億1819万株、売買代金は3兆2855億円だった。セクターでは鉱業、海運、石油・石炭製品を筆頭にほぼ全面高となった一方、医薬品のみが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の79%、対して値下がり銘柄は18%だった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 5日続伸、朝安も下値には買いが入り切り返す (9月1日)
1.日経平均は91円高と5日続伸、朝安後に切り返す展開に
2.前日のNYダウは168ドル安、今晩の米雇用統計に関心
3.TOPIXは1990年7月以来、33年ぶりの高値圏に上昇
4.三菱UFJや三井住友FGといったメガバンクが新値に買われる
5.アドテストや東エレク、ソシオネクストなど半導体株は安い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比168ドル安と5日ぶりに反落した。買い先行も米雇用統計の発表を控え利益確定売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は5日続伸。朝安後、切り返す展開となり、特にTOPIXはバブル後の高値を更新した。
前日の米株式市場では、NYダウが5日ぶりに反落した。今晩の米8月雇用統計を前にポジション調整売りも膨らんだ。これを受けた、東京市場も日経平均は朝方は下落してスタートした。前日までの4日間で1000円近い上昇となっていたことから、利益確定の動きも出た。ただ、売り一巡後は下値に買いが入りプラス圏に値を上げた。銀行、商社、海運など幅広い業種が買われた。TOPIXは8月1日につけた高値を抜き、バブル崩壊後の1990年7月以来、33年ぶりの高値圏に値を上げた。
日経平均・・・32,710.62円 91.28円
TOPIX・・・2,349.75円 17.75円
JPX日経400・・・21,237.22円 156.52円
東証マザーズ・・・758.61円 -1.56円
東証REIT指数・・・1,900.28円 8.03円
米ドル円・・・144.88円 -1.02円
ユーロ/円・・・157.26円 -1.66円
NYダウ・・・34,721.91円 -168.33円
NASDAQ・・・14,034.96円 15.65円
上海総合・・・3,133.24円 13.37円
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