【市況】東京株式(大引け)=18円高、方向感なくもみ合うも大引けはプラス圏で着地
20日の東京株式市場は、前日の米国株市場が休場で手掛かり材料難のなか、日経平均は前日終値を挟み方向感なくもみ合う展開となった。
大引けの日経平均株価は前営業日比18円49銭高の3万3388円91銭と小幅反発。プライム市場の売買高概算は13億1827万株、売買代金概算は3兆8952億円。値上がり銘柄数は777、対して値下がり銘柄数は971、変わらずは86銘柄だった。
きょうの東京市場は強弱観対立のなか、先物を絡め日経平均は上下に不安定な値動きとなった。前日の米株市場は奴隷解放記念日の祝日に伴い休場だったが、欧州株市場では主要国の株価指数が総じて軟調で、これを受けて東京市場でもリスク回避ムードが強かった。前場は中国人民銀行による利下げの動きを好感し、日経平均はいったんプラス圏に浮上したものの、その後に売り直される展開で前引けは200円あまりの下落。更に後場寄りに先物主導で一段安となったものの、今度はすぐに切り返す展開となり下げ幅を縮小した。引け際に一段高となり、結局プラス圏で引けている。総合商社株や半導体関連株が買われ全体相場を押し上げた。ただ、TOPIXはマイナス圏で引け、個別株も値下がり銘柄数が値上がり数を200銘柄近く上回っている。
【市況】日経平均は反発、午前の軟調から一転して引けにかけプラス転換/相場概況
日経平均は反発。19日の米株式市場はジューンティーンスの祝日に伴い休場。欧州株式市場では独DAXが-0.95%、英FTSE100が-0.70%、仏CAC40が-1.00%と全般下落。期待された中国の景気刺激策が発表されなかったことに伴う失望感や利上げ長期化観測の高まりが重しになった。欧州株安を受けて日経平均は100.85円安からスタート。手掛かり材料難のなか、為替の円安進行を支えに前日終値を挟んだ一進一退が続いていたが、前場中ごろから円安が一服するに伴い、下げ足を速め、一時33089.02円(281.4円安)まで下落。中国人民銀行が最優遇貸出金利を引き下げたことが景況感の悪化を想起させ売りを誘発したとの指摘が聞かれた。一方、後場は再び円安が進むなか緩やかに下げ幅を縮め、大引けにかけては買い戻しが強まり、日経平均はプラス圏に浮上して終えた。
大引けの日経平均は前日比18.49円高の33388.91円となった。東証プライム市場の売買高は13億1827万株、売買代金は3兆8953億円だった。セクターでは卸売、金属製品、海運が上昇率上位に並んだ一方、保険、鉄鋼、電気・ガスが下落率上位に並んだ。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の42%、対して値下がり銘柄は53%だった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 小反発、強弱観対立のなか商社株などが買われる (6月20日)
1.日経平均は小幅反発、先物を絡め不安定な値動き
2.米株休場で手掛かり難、欧州株安受け朝方は軟調
3.中国利下げで一時プラス圏浮上、その後再び軟化
4.終盤に買い直されるも、TOPIXはマイナス圏着地
5.総合商社や半導体関連株買われ、全体押し上げる
■東京市場概況
前日の米国市場は、ジューンティーンスの祝日で休場。
東京市場では、前日の米国株市場が休場で手掛かり材料難のなか、日経平均株価は前日終値を挟み方向感なくもみ合う展開となった。
20日の東京市場は、強弱観対立のなか、先物を絡め日経平均は上下に不安定な値動きとなった。前日の米株市場は奴隷解放記念日の祝日に伴い休場だったが、欧州株市場では主要国の株価指数が総じて軟調で、これを受けて東京市場でもリスク回避ムードが強かった。前場は中国人民銀行による利下げの動きを好感し、日経平均はいったんプラス圏に浮上したものの、その後に売り直される展開で前引けは200円あまりの下落。更に後場寄りに先物主導で一段安となったものの、今度はすぐに切り返す展開となり下げ幅を縮小した。引け際に一段高となり、結局プラス圏で引けている。総合商社株や半導体関連株が買われ全体相場を押し上げた。ただ、TOPIXはマイナス圏で引け、個別株も値下がり銘柄数が値上がり数を200銘柄近く上回っている。
日経平均・・・33,388.91円 18.49円
TOPIX・・・2,283.85円 -6.65円
JPX日経400・・・20,779.45円 -74.54円
東証マザーズ・・・858.34円 5.97円
東証REIT指数・・・1,859.96円 -2.58円
米ドル円・・・141.63円 -0.21円
ユーロ/円・・・154.76円 -0.26円
NYダウ・・・34,299.12円 -108.94円
NASDAQ・・・13,689.57円 -93.24円
上海総合・・・3,240.36円 -15.44円
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