【市況】東京株式(大引け)=58円安、手掛かり材料難で買い手控えムードに
21日の東京株式市場は手掛かり材料難のなか方向感の定まらない地合いとなったが、やや売りに押され気味で大引けはマイナス圏で引けた。
大引けの日経平均株価は前営業日比58円84銭安の2万7473円10銭と反落。プライム市場の売買高概算は10億663万株、売買代金概算は2兆2796億円。値上がり銘柄数は999、対して値下がり銘柄数は756、変わらずは82銘柄だった。
きょうの東京市場は模様眺めムードのなか上値の重い展開を強いられた。前日の米国株市場がプレジデントデーの祝日に伴い休場だったことから、手掛かり材料難のなか、上値を積極的に買い進む動きはみられなかった。一方、下値では押し目買いが活発で、朝方に日経平均は先物を絡めたインデックス売りで170円あまり下げる場面もあったが、その後は急速に下げ渋った。一時はわずかながら上昇に転じる場面もあったが、買いも続かず、後場はマイナス圏で下値を漸次切り下げる展開に。米金融引き締めが長期化することへの警戒感がくすぶっているが、外国為替市場ではドル高・円安水準で推移し、これは株価を下支える材料となった。日経平均、TOPIXともにマイナス圏で引けたものの、個別株は値上がり銘柄数が値下がりを上回り、全体の54%を占めた。
【市況】日経平均は反落、手掛かり材料難のなか目立つのはバリュー株物色/相場概況
日経平均は反落。20日の米株式市場はワシントン誕生記念日のため休場。欧州株式市場では、英FTSE100が+0.12%、独DAXが-0.02%、仏CAC40が-0.16%とまちまち。手掛かり材料難の中、日経平均は45.85円安からスタート。序盤は売りが先行し、一時27359.12円(172.82円安)まで下落する場面があった。ただ、週末にかけてイベントを控える中、持ち高を一方向に傾ける向きは限られ、27500円割れでは買い戻しが入りやすく、切り返すと前日終値近くまで一時戻した。午後は香港ハンセン指数の下落などが重しとなり、大引けまでじわじわと値を切り下げる展開となった。ハイテク・グロース(成長)株の売りが続いた一方、バリュー(割安)株の物色が引き続き目立った。
大引けの日経平均は前日比58.84円安の27473.10円となった。東証プライム市場の売買高は10億663万株、売買代金は2兆2796億円だった。セクターでは空運、陸運、小売が下落率上位となった一方、鉱業、繊維製品、石油・石炭が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の41%、対して値上がり銘柄は54%だった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 反落、模様眺めムードのなか上値の重い展開 (2月21日)
1.日経平均は反落、模様眺めムード強く売買代金も低調
2.前日の米株市場が休場、手掛かり材料難が意識される
3.日経平均は朝方に下値探るもその後は急速に下げ渋る
4.米金融引き締め長期化を警戒、一方で円安は追い風に
5.TOPIXも小安いが、値上がり銘柄数が値下がり上回る
■東京市場概況
前日の米国市場は、プレジデントデーの祝日で休場。
東京市場では、手掛かり材料難のなか日経平均株価は方向感の定まらない地合いとなったが、やや売りに押され気味で大引けはマイナス圏で引けた。
21日の東京市場は、模様眺めムードのなか上値の重い展開を強いられた。前日の米国株市場がプレジデントデーの祝日に伴い休場だったことから、手掛かり材料難のなか、上値を積極的に買い進む動きはみられなかった。一方、下値では押し目買いが活発で、朝方に日経平均は先物を絡めたインデックス売りで170円あまり下げる場面もあったが、その後は急速に下げ渋った。一時はわずかながら上昇に転じる場面もあったが、買いも続かず、後場はマイナス圏で下値を漸次切り下げる展開に。米金融引き締めが長期化することへの警戒感がくすぶっているが、外国為替市場ではドル高・円安水準で推移し、これは株価を下支える材料となった。日経平均、TOPIXともにマイナス圏で引けたものの、プライム市場の個別株は値上がり銘柄数が値下がりを上回り、全体の54%を占めた。
日経平均・・・27,473.10円 -58.84円
TOPIX・・・1,997.46円 -2.25円
JPX日経400・・・18,020.99円 -20.83円
東証マザーズ・・・764.34円 -2.63円
東証REIT指数・・・1,828.52円 -3.77円
米ドル円・・・134.66円 0.62円
ユーロ/円・・・143.52円 0.11円
NYダウ・・・33,826.69円 129.84円
NASDAQ・・・11,787.27円 -68.56円
上海総合・・・3,306.52円 16.18円
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