【市況】東京株式(大引け)=183円安と反落、米株安受けハイテク株など軟調
17日の東京株式市場で日経平均株価は反落。前日の米株安が警戒され、ハイテク株などを中心に売りが先行した。
大引けの日経平均株価は前日比183円31銭安の2万7513円13銭。プライム市場の売買高概算は11億1321万株。売買代金概算は2兆6692億円となった。値上がり銘柄数は617と全体の約34%、値下がり銘柄数は1134、変わらずは86銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウは431ドル安と大幅反落。米1月卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回る上昇となり、米インフレ警戒感が強まった。この米株安を受けて、東京市場も売り先行でスタート。売り一巡後は下値に買いが入り下げ渋ったが、後場にかけ再び売られ2万7500円前後での攻防となった。日経平均株価は前日に昨年12月中旬以来、約2カ月ぶりの水準に上昇していただけに、週末を控え利益確定売りも膨らんだ。半導体関連株などが安い一方、鉄鋼株や銀行株、海運株などは堅調だった。
【市況】日経平均は反落、米利上げ加速懸念強まる/相場概況
日経平均は反落。16日の米株式市場でダウ平均は431.20ドル安と大幅反落。米週次失業保険申請件数が減少したほか、米1月卸売物価指数(PPI)が予想を上回ったため、利上げ長期化を警戒した売りが先行。一時下げ渋ったが、米連邦準備制度理事会(FRB)高官らのタカ派発言を受けて、利上げ幅が再び0.5ptまで拡大されるリスクが意識される中、引けにかけては再び売りが加速した。ナスダック総合指数は-1.77%と4日ぶり大幅反落。米株安を引き継いで日経平均は211.84円安からスタート。一方、為替の円安が一段と進んだことを支援要因に27500円割れでは押し目買いが入り下げ渋った。ただ、アジア市況の下落や時間外取引のナスダック100先物の軟化が重しとなり、27500円を意識した一進一退が続いた。
大引けの日経平均は前日比183.31円安の27513.13円となった。東証プライム市場の売買高は11億1321万株、売買代金は2兆6692億円だった。セクターでは精密機器、サービス、電気機器が下落率上位となった一方、ゴム製品、鉄鋼、繊維製品が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の62%、対して値上がり銘柄は33%だった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 反落、米株安を受けハイテク株を中心に売り優勢 (2月17日)
1.日経平均は183円安と反落、2万7500円前後での攻防に
2.米1月PPIが予想上回る上昇となり米インフレ警戒が強まる
3.NYダウ下落が嫌気され、東京市場もハイテク株などが下げる
4.レーザーテクや東エレク、ルネサスなど半導体関連株が軟調
5.ブリヂストンは好業績と増配の発表が好感されて値を上げる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比431ドル安と反落した。米1月卸売物価指数(PPI)が市場予想以上に上昇したのを受け利上げ継続を警戒した売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は反落。前日の米株安が警戒され、ハイテク株などを中心に売りが先行した。
前日の米株式市場では、NYダウは大幅反落。米1月PPIが市場予想を上回る上昇となり、米インフレ警戒感が強まった。この米株安を受けて、東京市場も売り先行でスタート。売り一巡後は下値に買いが入り下げ渋ったが、後場にかけ再び売られ2万7500円前後での攻防となった。日経平均は前日に昨年12月中旬以来、約2ヵ月ぶりの水準に上昇していただけに、週末を控え利益確定売りも膨らんだ。半導体関連株などが安い一方、鉄鋼株や銀行株、海運株などは堅調だった。
日経平均・・・27,513.13円 -183.31円
TOPIX・・・1,991.93円 -9.16円
JPX日経400・・・17,982.75円 -84.61円
東証マザーズ・・・766.05円 -13.99円
東証REIT指数・・・1,825.42円 -0.15円
米ドル円・・・134.95円 1.18円
ユーロ/円・・・143.29円 0.04円
NYダウ・・・33,696.85円 -431.2円
NASDAQ・・・11,855.83円 -214.75円
上海総合・・・3,224.02円 -25円
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