【市況】東京株式(大引け)=148円高と反発、経済再開への期待で買い優勢
20日の東京株式市場で日経平均株価は反発。値頃感からの買いが流入したほか、コロナ禍からの回復期待に伴うリオープン(経済再開)に絡んだ買いが優勢となった。
大引けの日経平均株価は前日比148円30銭高の2万6553円53銭。プライム市場の売買高概算は9億5227万株。売買代金概算は2兆2935億円となった。値上がり銘柄数は1320と全体の約72%、値下がり銘柄数は429、変わらずは88銘柄だった。
19日の米株式市場では、NYダウが252ドル安と3日続落。労働市場の堅調さが示されたことから金融引き締めの継続を意識する売りが優勢となった。米国株が下落した流れを受け、東京株式市場も日経平均株価は値を下げて始まった。ただ、前日に400円近く下落していたことから下値には値頃感からの買いが流入し、売り一巡後はプラス圏に浮上した。特に、岸田文雄首相が、新型コロナウイルスの感染症法上の扱いを季節性インフルエンザと同じ「5類」へ今春に移すよう指示した、と伝わると経済再開への期待が強まり、後場に入り日経平均株価は上昇幅を拡大した。空運や海運株などが買われた。
【市況】日経平均は反発、円高一服やアジア株高を背景に買い優勢/相場概況
日経平均は反発。19日の米株式市場でダウ平均は252.40ドル安と3日続落。景気後退懸念に加え、週次失業保険申請件数が予想外に減少したことに伴う金融引き締め長期化への警戒感、さらには連邦政府の債務上限問題などが嫌気され、売りが膨らんだ。連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード副議長が利上げ減速を支持したことで一時下げ幅を縮小するも、引けにかけては再び軟調となった。ナスダック総合指数は-0.95%と続落。米国株安を引き継いで日経平均は58.54円安からスタート。一方、前日に大きく下落していた反動が意識される中、為替の円高が一服していたことが安心感を誘い、寄り付き直後から下げ渋ると、前場中ごろにはプラス圏に浮上。円安がさらに進み、香港ハンセン指数も大きく上昇していたことで、後場には26500円を回復し、引けまで上値を伸ばす展開となった。
大引けの日経平均は前日比148.30円高の26553.53円となった。東証プライム市場の売買高は9億5227万株、売買代金は2兆2936億円だった。セクターでは空運、鉄鋼、鉱業が上昇率上位となった一方、証券・商品先物取引、その他製品、その他金融の3業種のみが下落となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の72%、対して値下がり銘柄は23%だった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 反発、朝安も経済再開への期待が強まり買い優勢 (1月20日)
1.日経平均は148円高と反発、朝安後値頃感から切り返す
2.前日のNYダウは米金融引き締めの長期化懸念で3日続落
3.新型コロナ「5類」への移行で経済再開への期待高まる
4.JALやANAHD、郵船など空運、海運株がしっかり
5.東エレクやレーザーテク、日本電産などハイテク株は軟調
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比252ドル安と3日続落した。米景気悪化も利上げ長期化が懸念され売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は反発。値頃感からの買いが流入したほか、コロナ禍からの回復期待に伴うリオープン(経済再開)に絡んだ買いが優勢となった。
19日の米株式市場では、NYダウが3日続落。労働市場の堅調さが示されたことから金融引き締めの継続を意識する売りが優勢となった。米国株が下落した流れを受け、東京株式市場も日経平均は値を下げて始まった。ただ、前日に400円近く下落していたことから下値には値頃感からの買いが流入し、売り一巡後はプラス圏に浮上した。特に、岸田文雄首相が、新型コロナウイルスの感染症法上の扱いを季節性インフルエンザと同じ「5類」へ今春に移すよう指示した、と伝わると経済再開への期待が強まり、後場に入り日経平均は上昇幅を拡大した。空運や海運株などが買われた。
日経平均・・・26,553.53円 148.3円
TOPIX・・・1,926.87円 11.25円
JPX日経400・・・17,377.34円 88.31円
東証マザーズ・・・753.59円 8.94円
東証REIT指数・・・1,802.30円 7円
米ドル円・・・129.64円 1.47円
ユーロ/円・・・140.40円 1.88円
NYダウ・・・33,044.56円 -252.4円
NASDAQ・・・10,852.26円 -104.74円
上海総合・・・3,264.81円 24.53円
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