【市況】東京株式(大引け)=201円高と続伸、米CPI好感し2万8000円台回復
14日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。前日の米株式市場が上昇したことから買いが優勢となり、今月1日以来となる2万8000円台を回復した。
大引けの日経平均株価は前日比201円36銭高の2万8156円21銭。プライム市場の売買高概算は9億8558万株。売買代金概算は2兆4917億円となった。値上がり銘柄数は1258と全体の約69%、値下がり銘柄数は493、変わらずは85銘柄だった。
13日に発表された米11月消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.1%上昇と10月の7.7%から低下しインフレ懸念を後退させる内容だった。これを好感し、NYダウは上昇した。この流れのなか、東京市場で日経平均株価は堅調に推移した。半導体製造装置関連などハイテク株が買われたほか繊維や精密機器などが値を上げた。今晩は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表されることから、その結果に対する関心が高い。
【市況】日経平均は続伸、米CPI減速・金利低下でハイテク中心に買われる/相場概況
日経平均は続伸。13日の米株式市場でダウ平均は103.60ドル高と続伸。米11月消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化したことでインフレ減速期待が強まり、買いが先行。ただ、根強い景気後退懸念からダウ平均は一時下落に転じる場面もあった。一方、ドル安や金利低下が企業収益の改善につながるとの期待などから、終盤にかけてはプラス圏を回復。ナスダック総合指数は+1.01%と続伸。米国株高を引き継いで日経平均は50.18円高の28005.03円からスタート。日本時間15日午前4時頃に結果公表を控える米連邦公開市場委員会(FOMC)を直前に序盤は一進一退となったが、午前中ごろから上値を伸ばす展開となった。心理的な節目や25日移動平均線を回復したことで短期筋の買い戻しが断続的に入り、後場の序盤に28195.69円と本日の高値を付けた。だた、その後はイベント前に膠着感を強めた。
大引けの日経平均は前日比201.36円高の28156.21円となった。東証プライム市場の売買高は9億8558万株、売買代金は2兆4917億円だった。セクターでは繊維製品、精密機器、鉱業が上昇率上位となった一方、空運、陸運、倉庫・運輸が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の68%、対して値下がり銘柄は27%だった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、米株高を好感し2万8000円台を回復 (12月14日)
1.日経平均は201円高と続伸、米株高を好感し買い優勢に
2.米11月CPIは予想下回りインフレ懸念が後退する
3.日経平均は今月1日以来となる2万8000円台に乗せる
4.東エレクやレーザーテク、スクリンなど半導体関連株が堅調
5.米航空会社がボーイングに中型機を大量発注し東レなど上昇
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比103ドル高と続伸した。米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り一時急伸も買い一巡後は上値の重い展開となった。
東京市場では、日経平均株価は続伸。前日の米株式市場が上昇したことから買いが優勢となり、今月1日以来となる2万8000円台を回復した。
13日に発表された米11月消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.1%上昇と10月の7.7%から低下しインフレ懸念を後退させる内容だった。これを好感し、NYダウは上昇した。この流れのなか、東京市場で日経平均は堅調に推移した。半導体製造装置関連などハイテク株が買われたほか繊維や精密機器などが値を上げた。今晩は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表されることから、その結果に対する関心が高い。
日経平均・・・28,156.21円 201.36円
TOPIX・・・1,977.42円 11.74円
JPX日経400・・・17,878.45円 120.4円
東証マザーズ・・・791.51円 6.04円
東証REIT指数・・・1,945.57円 18.8円
米ドル円・・・135.13円 -2.27円
ユーロ/円・・・144.08円 -0.91円
NYダウ・・・34,108.64円 103.6円
NASDAQ・・・11,256.81円 113.07円
上海総合・・・3,176.52円 0.19円
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