【市況】東京株式(大引け)=100円安と4日ぶり反落、米休場で方向感に欠ける
25日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反落。前日は米株式市場が休場だったこともあり、方向感に欠け見送り気分が強かった。
大引けの日経平均株価は前日比100円06銭安の2万8283円03銭。プライム市場の売買高概算は9億9915万株と薄商い。売買代金概算は2兆3753億円となった。値上がり銘柄数は1019と全体の約56%、値下がり銘柄数は728、変わらずは89銘柄だった。
前日の米株式市場は、感謝祭の祝日で休場だった。このなか、この日の東京市場は出来高が細るなか、全般相場は軟調に推移した。寄り付きは小幅高でスタートしたが、ほどなくマイナス圏に転じ、後場にかけ上値の重い展開となった。週末要因に加え、市場参加者も限られ積極的な売買は手控えられた。主力のハイテク株は高安まちまち。中小型株はしっかりで、東証マザーズ指数は続伸し一時、4月上旬以来となる800ポイントに乗せた。
【市況】日経平均は4日ぶり反落、手掛かり材料難のなか反動売り/相場概況
日経平均は4日ぶり反落。24日の米株式市場は感謝祭の祝日で休場。一方、欧州市場では英FTSEが+0.01%、独DAXが+0.77%、仏CAC100が+0.42%と揃って堅調。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(11月)で参加者の多くが利上げペースの減速を支持していたことに続き、10月の欧州中央銀行(ECB)定例理事会の議事要旨で少数ながら一部の参加者が0.5ptの小幅な利上げを支持していたことが世界の中央銀行のハト派化を示唆したと捉えられたもよう。欧州株高を引き継いで日経平均は15.68円高からスタート。ただ、手掛かり材料難の中、前日に大きく上昇していた反動もあり、寄り付き直後から失速。その後一時持ち直したが、香港ハンセン指数の下落などが重石となり、前引けにかけてはだれる展開となった。午後は完全に模様眺めムードで、膠着感の強い状態が続いた。
大引けの日経平均は前日比100.06円安の28283.03円となった。東証プライム市場の売買高は9億9915万株、売買代金は2兆3753億円だった。セクターではゴム製品、電気機器、鉄鋼が下落率上位となった一方、電気・ガス、鉱業、保険が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の40%、対して値上がり銘柄は55%だった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 4日ぶり反落、朝高も方向感に欠け上値は重い (11月25日)
1.日経平均は100円安と4日ぶり反落、寄り付き上昇後に値消す
2.前日の米国は感謝祭で休場だったうえ、週末で参加者は限定的
3.出来高は低調で、積極的な売買は見送られ方向感に欠ける
4.ハイテク株は高安まちまちでレーザーテクは高くソニーGが安い
5.タカトリやサイバー、神戸物産など個別材料株が買われる
■東京市場概況
前日の米国市場は、感謝祭(サンクスギビング)の祝日で休場だった。
東京市場では、日経平均株価は4日ぶりに反落。前日は米株式市場が休場だったこともあり、方向感に欠け見送り気分が強かった。
前日の米株式市場は、感謝祭の祝日で休場だった。このなか、この日の東京市場は出来高が細るなか、全般相場は軟調に推移した。寄り付きは小幅高でスタートしたが、ほどなくマイナス圏に転じ、後場にかけ上値の重い展開となった。週末要因に加え、市場参加者も限られ積極的な売買は手控えられた。主力のハイテク株は高安まちまち。中小型株はしっかりで、東証マザーズ指数は続伸し一時、4月上旬以来となる800ポイントに乗せた。
日経平均・・・28,283.03円 -100.06円
TOPIX・・・2,018.00円 -0.8円
JPX日経400・・・18,203.61円 -26.24円
東証マザーズ・・・799.62円 3.04円
東証REIT指数・・・1,963.42円 -2.31円
米ドル円・・・139.29円 0.32円
ユーロ/円・・・144.78円 0.02円
NYダウ・・・34,194.06円 95.96円
NASDAQ・・・11,285.31円 110.91円
上海総合・・・3,101.69円 12.38円
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