【市況】東京株式(大引け)=30円安と小幅続落、手掛かり材料難で上値重い
18日の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落。前場は値を上げ一時2万8000円台に乗せたが、手掛かり材料難のなか利益確定売りが優勢となり、後場は小幅安で推移した。
大引けの日経平均株価は前日比30円80銭安の2万7899円77銭。プライム市場の売買高概算は11億2625万株。売買代金概算は2兆9864億7900万円となった。値上がり銘柄数は986と全体の約54%、値下がり銘柄数は753、変わらずは97銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウは7ドル安と小幅続落。米連邦準備制度理事会(FRB)高官によるタカ派発言などが警戒され、軟調な値動きとなった。この流れを受けた東京市場は、円安も追い風となり朝方は買い先行で一時、日経平均株価の上昇幅は100円を超し2万8000円台を回復した。ただ、一段の上昇には手掛かり材料に欠けるなか上値は重く、週末で利益確定売りが優勢となり、後場は小幅安での一進一退が続いた。
【市況】日経平均は小幅続落、手掛かり材料難で28000円手前に上値重く/相場概況
日経平均は小幅続落。17日の米株式市場でダウ平均は7.51ドル安とほぼ横ばい。セントルイス連銀ブラード総裁のタカ派発言を受けて売りが先行。失業保険申請件数の減少が利上げを後押しする結果と捉えられ一時下げ幅を拡大。ただ、押し目買いや一部企業の好決算が下支えし、終盤にかけては下げ幅を縮小した。ナスダック総合指数は-0.34%と続落。引け後に発表された米半導体企業の堅調な決算も手伝い、日経平均は79.25円高からスタート。一方、新規の買い手掛かりに欠けるなか上値は重く、28000円を挟んだ一進一退が続いた。午後は香港ハンセン指数が下落に転じたことなどから、軟化し、27900円を挟んだもみ合いが続いた。
大引けの日経平均は前日比30.80円安の27899.77円となった。東証プライム市場の売買高は11億2625万株、売買代金は2兆9865億円だった。セクターでは海運、サービス、精密機器が下落率上位となった一方、保険、医薬品、電気・ガスが上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の41%、対して値上がり銘柄は54%だった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 小幅続落、手掛かり材料難のなか上値は重い (11月18日)
1.日経平均は30円安と小幅続落、上値重く軟調展開が続く
2.前日のNYダウは7ドル安、FRB高官のタカ派発言を警戒
3.日経平均は一時2万8000円回復も利益確定売りに押される
4.レーザーテクやSBG、ファストリといった値がさ株が軟調
5.直近IPO株のマイクロ波やプラスゼロ、ソシオネクスなど高い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比7ドル安と小幅に続落した。FRB当局者のタカ派発言による金利上昇が重荷となり売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は小幅続落。前場は値を上げ一時2万8000円台に乗せたが、手掛かり材料難のなか利益確定売りが優勢となり、後場は小幅安で推移した。
前日の米株式市場では、NYダウは小幅続落。米連邦準備制度理事会(FRB)高官によるタカ派発言などが警戒され、軟調な値動きとなった。この流れを受けた東京市場は、円安も追い風となり朝方は買い先行で一時、日経平均の上昇幅は100円を超し2万8000円台を回復した。ただ、一段の上昇には手掛かり材料に欠けるなか上値は重く、週末で利益確定売りが優勢となり、後場は小幅安での一進一退が続いた。
日経平均・・・27,899.77円 -30.8円
TOPIX・・・1,967.03円 0.75円
JPX日経400・・・17,755.59円 4.63円
東証マザーズ・・・782.56円 -7.83円
東証REIT指数・・・1,952.82円 0.89円
米ドル円・・・139.97円 0.65円
ユーロ/円・・・145.04円 0.25円
NYダウ・・・33,546.32円 -7.51円
NASDAQ・・・11,144.95円 -38.7円
上海総合・・・3,097.24円 -18.19円
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