【市況】東京株式(大引け)=817円高と急伸、米株高受け一時2万8300円台に上昇
11日の東京株式市場で日経平均株価は急伸。米インフレ懸念が後退し、NYダウが大幅高となったことが好感され、日経平均株価は9月中旬以来、約2カ月ぶりに2万8000円台を回復した。一時2万8300円台まで値を上げる場面があった。
大引けの日経平均株価は前日比817円47銭高の2万8263円57銭と3日ぶりに大幅高となった。プライム市場の売買高概算は17億4368万株。売買代金概算は4兆8749億円と膨らんだ。値上がり銘柄数は1260と全体の約69%、値下がり銘柄数は517、変わらずは59銘柄だった。
前日発表の米10月消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.7%上昇と市場予想(8.0%)を下回った。市場にはインフレピークアウト期待が強まり、前日の米株式市場では、NYダウが1201ドル高と急反発。米国市場が急伸した流れを受け、東京市場も日経平均株価は大幅高となり2万8000円を回復。半導体関連などハイテク株を中心に買いが入った。
【市況】日経平均は大幅反発、米CPI減速で投資家心理改善、ハイテク中心に急伸/相場概況
日経平均は大幅反発。10日の米株式市場でダウ平均は1201.43ドル高と大幅反発。米10月消費者物価指数(CPI)の伸びが予想以上に鈍化したことで、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが減速するとの思惑が強まり、長期金利が大幅低下するなかハイテク株を中心に買い戻しが加速。ドル安が米企業の収益回復に繋がるとの期待も相場を一段と押し上げた。ナスダック総合指数は+7.35%と急反発。米国株の急伸劇を受けて日経平均は422.59円高からスタート。売り方の買い戻しを巻き込みながらトレンドフォロー型ファンドの買いで上値を伸ばし、前場中ごろには28329.54円(883.44円高)まで上昇。急ピッチでの上昇に伴い、短期的な過熱感から戻り待ちの売りで前引けにかけては騰勢一服となったが、アジア市況の大幅高も追い風に午後は再びじりじりと上げ幅を広げる展開となった。
大引けの日経平均は前日比817.47円高の28263.57円となった。東証プライム市場の売買高は17億4368万株、売買代金は4兆8750億円だった。セクターでは電気機器、サービス、化学が上昇率上位となった一方、空運、水産・農林、食料品が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の67%、対して値下がり銘柄は28%だった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 大幅反発、米株高を好感し2万8000円台を回復 (11月11日)
1.日経平均は817円高と3日ぶり大幅反発、買い優勢で商い膨らむ
2.米10月CPIが予想を下回り、インフレピークアウト期待が台頭
3.米株高を好感し日経平均は一時2万8300円台まで上昇した
4.レーザーテクや東エレク、アドテストなど半導体関連株が値飛ばす
5.JALやANAHD、JR東日本といった空運やJR株は軟調展開
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比1201ドル高と大幅に反発した。米CPIの伸びが市場予想を下回ったことでインフレがピークアウトしたとの期待から幅広い銘柄で買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は急伸。米インフレ懸念が後退し、NYダウが大幅高となったことが好感され、日経平均は9月中旬以来、約2ヵ月ぶりに2万8000円台を回復した。一時2万8300円台まで値を上げる場面があった。
前日発表の米10月消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.7%上昇と市場予想(8.0%)を下回った。市場にはインフレピークアウト期待が強まり、前日の米株式市場では、NYダウが急反発。米国市場が急伸した流れを受け、東京市場も日経平均株価は大幅高となり2万8000円を回復。半導体関連などハイテク株を中心に買いが入った。
日経平均・・・28,263.57円 817.47円
TOPIX・・・1,977.76円 41.1円
JPX日経400・・・17,877.96円 427.04円
東証マザーズ・・・760.52円 25.05円
東証REIT指数・・・1,978.09円 32.44円
米ドル円・・・139.61円 -6.69円
ユーロ/円・・・143.23円 -3.03円
NYダウ・・・33,715.37円 1201.43円
NASDAQ・・・11,114.14円 760.97円
上海総合・・・3,087.29円 51.16円
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