【市況】東京株式(大引け)=344円高、米中間選挙目前でも買い気の強い展開
8日の東京株式市場は、前日の米株高を受け幅広い銘柄が買われるリスクオンの地合いとなった。日経平均は2万7900円台まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均株価は前営業日比344円47銭高の2万7872円11銭と続伸。プライム市場の売買高概算は13億4469万株、売買代金概算は3兆3237億円。値上がり銘柄数は1431、対して値下がり銘柄数は335、変わらずは71銘柄だった。
きょうの東京市場は朝方から主力株を中心に買いが優勢となった。前日の米国株市場では米中間選挙を目前にしても買い気は衰えず、NYダウは400ドルを超える上昇を示した。これを受けて東京市場もリスクを取る動きを誘発、先物主導で日経平均は大きく水準を切り上げる展開に。一時上げ幅は400円を超え、2万8000円台を視野に入れる場面もあった。日経平均寄与度の高い値がさ株への買いが目立ったほか、好決算銘柄に投資資金が集まり全体指数を押し上げた。業種別では海運株への買いが顕著で、保険や不動産など内需株も高い。また、半導体関連株への資金流入も目立った。値上がり銘柄数は1400を上回りプライム市場全体の約78%の銘柄が上昇した。
【市況】日経平均は大幅続伸、テクニカル好転で短期筋の追随買い膨らむ/相場概況
日経平均は大幅続伸。7日の米株式市場でダウ平均は423.78ドル高と続伸。中間選挙を控える中、下院で共和党優勢との報道を背景に、民主党が掲げる増税法案が通りにくくなるほか、政策審議が遅滞することでインフレが後退するとの思惑につながり、買いが優勢となった。ナスダック総合指数は長期金利上昇で朝方は伸び悩んだものの、引けにかけて上げ幅を拡大し、+0.85%と続伸。米国株高を引き継いで日経平均191.2円高からスタート。値がさハイテク株を中心に買いが入る中、朝方から断続的に水準を切り上げる形となり、前場中ごろには27943.27円(415.63円高)まで上値を伸ばした。75日移動平均線や27500円を明確に上放れたことで商品投資顧問(CTA)の先物主導での買いが膨らんだようだ。ただ、心理的な節目の28000円を手前に騰勢一服となると、午後はこう着感の強い展開となった。
大引けの日経平均は前日比344.47円高の27872.11円となった。東証プライム市場の売買高は13億4469万株、売買代金は3兆3237億円だった。セクターでは海運、鉱業、保険を筆頭にほぼ全面高で、空運、その他金融、陸運の3業種が下落となった一方、空運、非鉄金属、卸売が上昇率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の78%、対して値下がり銘柄は18%だった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、米株高を受け主力株を中心に買い継続 (11月8日)
1.日経平均は大幅続伸、米株高に追随しリスクオン継続
2.米中間選挙前に買い気衰えず、NYダウは400ドル超高
3.日経平均も先物主導で、一時2万8000円台乗せ目前に
4.指数寄与度の高い値がさ株買われ、全体を押し上げる展開
5.海運株への買い顕著、半導体関連株への買い戻しも目立つ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比423ドル高と続伸した。米中間選挙の結果がねじれ観測への期待から買いが優勢となった。
東京市場では、前日の米株高を受け幅広い銘柄が買われるリスクオンの地合いとなった。日経平均株価は2万7900円台まで上昇する場面があった。
8日の東京市場は、朝方から主力株を中心に買いが優勢となった。前日の米国株市場では米中間選挙を目前にしても買い気は衰えず、NYダウは400ドルを超える上昇を示した。これを受けて東京市場もリスクを取る動きを誘発、先物主導で日経平均は大きく水準を切り上げる展開に。一時上げ幅は400円を超え、2万8000円台を視野に入れる場面もあった。日経平均寄与度の高い値がさ株への買いが目立ったほか、好決算銘柄に投資資金が集まり全体指数を押し上げた。業種別では海運株への買いが顕著で、保険や不動産など内需株も高い。また、半導体関連株への資金流入も目立った。値上がり銘柄数は1400を上回りプライム市場全体の約78%の銘柄が上昇した。
日経平均・・・27,872.11円 344.47円
TOPIX・・・1,957.56円 23.47円
JPX日経400・・・17,631.30円 232.16円
東証マザーズ・・・741.02円 7.96円
東証REIT指数・・・1,948.45円 13.52円
米ドル円・・・146.31円 -1.2円
ユーロ/円・・・146.26円 -0.16円
NYダウ・・・32,827.00円 423.78円
NASDAQ・・・10,564.52円 89.26円
上海総合・・・3,064.49円 -13.32円
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