【市況】東京株式(大引け)=240円安と続落、ハイテク株など売り先行で軟調
28日の東京株式市場で日経平均株価は続落。米ナスダック指数の下落などを受け、ハイテク株中心に軟調な値動きとなった。
大引けの日経平均株価は前日比240円04銭安の2万7105円20銭。プライム市場の売買高概算は24億1034万株。売買代金概算は5兆7689億円となった。値上がり銘柄数は598と全体の約33%、値下がり銘柄数は1170、変わらずは66銘柄だった。
前日の米国市場では、NYダウが上昇する一方、ナスダック指数が下落した。米大手ハイテク株が下落した流れが、東京市場にも波及し日経平均株価は値を下げた。寄り付きは前日比200円を超す下落でスタートし、その後、一時下げ幅は300円を超えた。ただ、2万7000円ラインを割り込んだ場面では値頃感からの買いが流入。前場は97円安で取引を終え下げ渋った。好業績銘柄などが堅調に推移した。しかし、全体相場は後場に入り再び売り直された。香港株式市場でハンセン指数が下落していることも警戒された。結局、日経平均株価は240円安で取引を終えた。
【市況】日経平均は続落、米IT大手の低調決算やアジア市況の大幅安で投資家心理悪化/相場概況
日経平均は続落。27日の米株式市場でダウ平均は194.17ドル高と5日続伸。米7-9月期国内総生産(GDP)速報値の3四半期ぶりプラス成長への回復やキャタピラーなどの好決算、米長期金利の低下が相場を支援するも、メタ・プラットフォームズの低調な決算が重石となり、ナスダック総合指数は-1.62%と大幅続落した。引け後に発表されたアマゾン・ドットコムの決算が失望的だったこともあり、日経平均は247.86円安と大幅下落でスタート。ただ、日銀金融政策決定会合の結果などを控える中、持ち高を傾ける向きは限られ、前引けまで下げ幅を縮める展開。しかし、予想通り日銀の大規模緩和維持が決まった昼過ぎからは、ナスダック100先物の軟調推移や香港ハンセン指数を中心としたアジア市況の大幅安が投資家心理を悪化させ、後場の日経平均は大引けまで下げ幅を広げる流れとなった。
なお、TOPIX浮動株比率(FFW)の見直しに伴うリバランスで出来高は全体的に増加した。
大引けの日経平均は前日比240.04円安の27105.20円となった。東証プライム市場の売買高は24億1034万株、売買代金は5兆7689億円だった。セクターでは海運、精密機器、鉱業が下落率上位となった一方、輸送用機器、陸運、サービスが上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の64%、対して値上がり銘柄は33%だった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 続落、ナスダック安やハンセン下落で売り優勢 (10月28日)
1.日経平均は240円安と続落、午後に入り売り直される
2.前日の米国はNYダウ上昇もハイテク株安でナスダック下落
3.日経平均株価の2万7000円割れの水準には買いが流入
4.今期業績予想を減額修正したファナックは大幅安に売られる
5.OLCやイビデン、邦チタなど増額修正銘柄は値を上げる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比194ドル高と5日続伸した。好決算を発表したキャタピラー<CAT>やハネウェルインターナショナル<HON>が買われ指数を押し上げた。
東京市場では、日経平均株価は続落。米ナスダック指数の下落などを受け、ハイテク株中心に軟調な値動きとなった。
前日の米国市場では、NYダウが上昇する一方、ナスダック指数が下落した。米大手ハイテク株が下落した流れが、東京市場にも波及し日経平均は値を下げた。寄り付きは前日比200円を超す下落でスタートし、その後、一時下げ幅は300円を超えた。ただ、2万7000円ラインを割り込んだ場面では値頃感からの買いが流入。前場は97円安で取引を終え下げ渋った。好業績銘柄などが堅調に推移した。しかし、全体相場は後場に入り再び売り直された。香港株式市場でハンセン指数が下落していることも警戒された。結局、日経平均は240円安で取引を終えた。
日経平均・・・27,105.20円 -240.04円
TOPIX・・・1,899.05円 -6.51円
JPX日経400・・・17,057.41円 -82.13円
東証マザーズ・・・745.73円 -2.09円
東証REIT指数・・・1,964.74円 4.09円
米ドル円・・・147.49円 1.78円
ユーロ/円・・・146.82円 0.13円
NYダウ・・・32,033.28円 194.17円
NASDAQ・・・10,792.67円 -178.31円
上海総合・・・2,915.92円 -66.97円
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