【市況】東京株式(大引け)=111円高と7日続伸、買い意欲強く2万7900円台乗せ
22日の東京株式市場で日経平均株価は7日続伸。買い意欲は強く2万7900円台と終値ベースで6月9日以来、約1カ月半ぶりの水準を回復した。
大引けの日経平均株価は前日比111円66銭高の2万7914円66銭。プライム市場の売買高概算は9億9386万株。売買代金概算は2兆6252億円となった。値上がり銘柄数は1014と全体の約55%、値下がり銘柄数は712、変わらずは112銘柄だった。
前日の米株式市場は、NYダウは162ドル高と3日続伸。米長期金利が低下したことに加え、堅調な業績発表を受けNYダウ、ナスダック指数ともに上昇した。ただ、日経平均株価は前日までの上昇で利益確定売りも流入し、寄り付きはマイナス圏でスタート。一時100円を超す下落となった。しかし、売り一巡後は値を戻し午前9時30分過ぎにはプラス圏に浮上。午後にかけじり高基調が続いた。半導体関連などハイテク株や海運株などが買われた。電力・ガスや石油、薬品株などは安い。
【市況】日経平均は7日続伸、売り方の買い戻し巻き込み28000円窺う展開/相場概況
日経平均は7日続伸。21日の米株式市場でダウ平均は162ドル高と3日続伸。経済指標が軒並み予想を下回ったことで景気減速を懸念した売りが先行。バイデン大統領が新型コロナ検査で陽性症状との報道も一時売りに拍車をかけたが、その後の報道官の会見で安心感が台頭。欧州中央銀行(ECB)は予想外に0.5ptの大幅利上げを行ったものの、ネガティブな反応は限定的で、予想を上回る企業決算やハイテク株の買い戻しを背景に引けにかけて主要株価指数は上げ幅を拡大した。ナスダック総合指数は+1.36%と3日続伸。日経平均は連日の上昇の反動で29.86円安からスタートしたが、すぐに切り返してプラス転換。その後も堅調に上値を伸ばす展開が続き、午前中ごろには27900円を回復。売り方の買い戻しも巻き込みながら、午後には一段と上昇し、一時27952.25円(149.25円高)まで上げた。
大引けの日経平均は前日比111.66円高の27914.66円となった。東証プライム市場の売買高は9億9386万株、売買代金は2兆6252億円だった。セクターでは海運、サービス、不動産が上昇率上位となった一方、電気・ガス、空運、石油・石炭が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の55%、対して値下がり銘柄は39%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 7日続伸、海運株や半導体株が買われ1ヵ月半ぶりの水準 (7月22日)
1.日経平均は111円高と7日続伸、朝安後プラス圏に浮上する
2.前日のNYダウは好決算と長期金利低下など好感し3日続伸
3.日経平均は2万7900円台と約1ヵ月半ぶりの水準に
4.郵船、商船三井、川崎汽の海運3社は業績の増額修正で急伸
5.東エレクやレーザーテク、ディスコなど半導体関連株が堅調
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比162ドル高と3日続伸した。米長期金利が低下でハイテク株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は7日続伸。買い意欲は強く2万7900円台と終値ベースで6月9日以来、約1ヵ月半ぶりの水準を回復した。
前日の米株式市場は、NYダウは3日続伸。米長期金利が低下したことに加え、堅調な業績発表を受けNYダウ、ナスダック指数ともに上昇した。ただ、日経平均は前日までの上昇で利益確定売りも流入し、寄り付きはマイナス圏でスタート。一時100円を超す下落となった。しかし、売り一巡後は値を戻し午前9時30分過ぎにはプラス圏に浮上。午後にかけじり高基調が続いた。半導体関連などハイテク株や海運株などが買われた。電力・ガスや石油、薬品株などは安い。
日経平均・・・27,914.66円 111.66円
TOPIX・・・1,955.97円 5.38円
JPX日経400・・・17,606.03円 47.93円
東証マザーズ・・・712.78円 -1.89円
東証REIT指数・・・1,998.25円 6.85円
米ドル円・・・136.93円 -1.65円
ユーロ/円・・・139.29円 -2円
NYダウ・・・32,036.90円 162.06円
NASDAQ・・・12,059.60円 161.95円
上海総合・・・3,269.97円 -2.02円
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