【市況】東京株式(大引け)=718円高と大幅に5日続伸、ハイテク株中心に全面高
20日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に5日続伸。米株高を背景に積極的な買いが流入し、ハイテク株などを中心に全面高となった。
大引けの日経平均株価は前日比718円58銭高の2万7680円26銭。プライム市場の売買高概算は11億1429万株。売買代金概算は2兆8749億円となった。値上がり銘柄数は1727と全体の約94%、値下がり銘柄数は88、変わらずは23銘柄だった。
前日の米株式市場ではNYダウが754ドル高と急反発した。7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での1%利上げの可能性は薄れたとの見方が強まったことが好感された。これを受けた、東京市場も買い先行でスタート。寄り付きは300円強の上昇で始まったが、その後も値を上げ700円超の上昇で取引を終えた。日経平均株価の2万7600円台は6月10日以来のこと。半導体関連などハイテク株が高い。上値抵抗線となっていた2万7000円を更新したほか、200日移動平均線も上抜いた。
【市況】日経平均は大幅に5日続伸、投資家心理改善で700円高/相場概況
日経平均は大幅に5日続伸。19日の米株式市場でダウ平均は754ドル高と大幅反発。企業の予想を上回る好決算を背景に買いが先行。ロシア国営ガス会社がパイプライン「ノルドストリーム1」を通じた欧州への天然ガス輸出を再開するとの報道で一段高となった。ナスダック総合指数は+3.10%、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は+4.61%となった。米国株高を受けて日経平均は334.27円高からスタート。動画配信サービスの米ネットフリックスの決算が予想を上回り、同社株が時間外取引で大幅高となっていたなか、ナスダック100先物やアジア市況も堅調に推移していたことで、日経平均も終日順調に上値を伸ばす展開となった。結局、大引けとほぼ同時に27692.85円(731.17円高)とこの日の高値を付けた。
大引けの日経平均は前日比718.58円高の27680.26円となった。東証プライム市場の売買高は11億1429万株、売買代金は2兆8749億円だった。セクターでは精密機器、電気機器、サービスを筆頭に全面高となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の94%、対して値下がり銘柄は5%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 5日続伸、米株高を受けハイテク株などを中心に全面高 (7月20日)
1.日経平均は718円高と5日続伸、全体の9割超が上昇する全面高
2.前日のNYダウは754ドル高と急伸、大幅利上げへの警戒が後退
3.米株高を好感し日経平均は約1ヵ月半ぶりの2万7600円台に
4.東エレクやレーザーテク、スクリンといった半導体関連株が急伸
5.レノバやIHI、ガーラ、窪田製薬HDなどが売りに押され安い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比754ドル高と反発した。インフレ懸念・利上げ加速による景気減速への警戒感が後退し幅広い銘柄で買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は大幅に5日続伸。米株高を背景に積極的な買いが流入し、ハイテク株などを中心に全面高となった。
前日の米株式市場ではNYダウが急反発した。7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での1%利上げの可能性は薄れたとの見方が強まったことが好感された。これを受けた、東京市場も買い先行でスタート。寄り付きは300円強の上昇で始まったが、その後も値を上げ700円超の上昇で取引を終えた。日経平均の2万7600円台は6月10日以来のこと。半導体関連などハイテク株が高い。上値抵抗線となっていた2万7000円を更新したほか、200日移動平均線も上抜いた。
日経平均・・・27,680.26円 718.58円
TOPIX・・・1,946.44円 43.65円
JPX日経400・・・17,524.40円 409.91円
東証マザーズ・・・695.27円 11.7円
東証REIT指数・・・1,975.81円 -1.28円
米ドル円・・・138.20円 0.47円
ユーロ/円・・・140.88円 -0.16円
NYダウ・・・31,827.05円 754.44円
NASDAQ・・・11,713.14円 353.09円
上海総合・・・3,304.72円 25.29円
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