【市況】東京株式(大引け)=475円高、リスクオフの巻き戻しで全面高商状に
21日の東京株式市場は、日経平均株価が大幅高。前日の米国株市場が休場だったものの、欧州株市場がほぼ全面高に買われたことを受け、加速度的にリスクオフの巻き戻しが進んだ。
大引けの日経平均株価は前営業日比475円09銭高の2万6246円31銭と急反発。プライム市場の売買高概算は11億1340万株、売買代金概算は2兆6190億円。値上がり銘柄数は1719、対して値下がり銘柄数は92、変わらずは27銘柄だった。
きょうの東京市場は、朝方から買い優勢の地合い。日経平均は高く始まった後、前場に伸び悩む場面もあったが、その後は買い板が厚くなり、急速に下値を切り上げる展開となった。前日の米国株市場が休場で手掛かり材料難も意識されやすいところだったが、ドイツや英国などをはじめ欧州株が全面高に買われたほか、為替市場で円安が進行し、更に取引開始後は米株価指数先物が大幅上昇しているのを横目に、空売り筋の買い戻しを誘発する展開となった。日経平均は一時600円を超える上げをみせたが、後場終盤には目先筋の戻り売りが上値を押さえる形で上昇幅を縮小した。ただ、買い気は強く業種別では33業種すべてが高い。個別株も値上がり銘柄数が1700を超え、プライム市場全体の約94%を占める全面高商状となった。
【市況】日経平均は3日ぶり大幅反発、連日の急落に伴う値ごろ感から買い戻し/相場概況
日経平均は3日ぶり大幅反発。前日の米株式市場は奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の振替休日で休場。一方、欧州市場ではイギリスFTSE100やドイツDAXなどが上昇し全般堅調。前日の欧州株高を受けて日経平均は299.70円高と26000円を回復してスタート。1ドル=135円台に再び乗せた為替の円安進行に加えて、時間外取引の米株価指数先物が全般大きく上昇しているなか、連日の急落に伴う値ごろ感からの買い戻しが続いた。香港ハンセン指数の大幅高が更なる支援要因となるなか、午後も買い戻しが続き、取引終盤には26418.84円(647.62円高)まで上昇する場面もあったが、引けにかけてはやや失速した。
大引けの日経平均は前日比475.09円高の26246.31円となった。東証プライム市場の売買高は11億1340万株、売買代金は2兆6190億円だった。セクターでは鉱業、空運、不動産を筆頭に東証33業種すべてが上昇となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の94%、対して値下がり銘柄は5%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり反発、欧州株高や円安でリスク選好の買い優勢 (6月21日)
1.日経平均は急反発、一時600円以上値を上げる場面も
2.前日の米株市場は休場ながら、欧州株全面高を好感する展開
3.為替市場での円安進行に加え、米株先物の上昇も追い風材料
4.日経平均は寄り後に下値を切り上げるが、終盤は上げ幅縮小
5.値上がり銘柄数は1700超、プライム全体の94%占める
■東京市場概況
前日の米国市場は、奴隷解放記念日の振替休日のため休場
東京市場では、日経平均株価が大幅高。前日の米国株市場が休場だったものの、欧州株市場がほぼ全面高に買われたことを受け、加速度的にリスクオフの巻き戻しが進んだ。
21日の東京市場は、朝方から買い優勢の地合い。日経平均は高く始まった後、前場に伸び悩む場面もあったが、その後は買い板が厚くなり、急速に下値を切り上げる展開となった。前日の米国株市場が休場で手掛かり材料難も意識されやすいところだったが、ドイツや英国などをはじめ欧州株が全面高に買われたほか、為替市場で円安が進行し、更に取引開始後は米株価指数先物が大幅上昇しているのを横目に、空売り筋の買い戻しを誘発する展開となった。日経平均は一時600円を超える上げをみせたが、後場終盤には目先筋の戻り売りが上値を押さえる形で上昇幅を縮小した。ただ、買い気は強く業種別では33業種すべてが高い。個別株も値上がり銘柄数が1700を超え、プライム市場全体の約94%を占める全面高商状となった。
日経平均・・・26,246.31円 475.09円
TOPIX・・・1,856.20円 37.26円
JPX日経400・・・16,665.76円 327.37円
東証マザーズ・・・640.35円 25円
東証REIT指数・・・1,916.56円 10.26円
米ドル円・・・135.70円 1.05円
ユーロ/円・・・143.19円 1.56円
NYダウ・・・29,888.78円 -38.29円
NASDAQ・・・10,798.34円 152.25円
上海総合・・・3,306.71円 -8.71円
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