【市況】東京株式(大引け)=293円安、米長期金利上昇など嫌気し一時500円超安
18日の東京株式市場は前週末の欧米株市場が休場で手掛かり材料難のなか、売り優勢の地合いとなり、日経平均株価は一時500円を超える下げをみせた。
大引けの日経平均株価は前営業日比293円48銭安の2万6799円71銭と続落。プライム市場の売買高概算は8億3481万株、売買代金概算は1兆8722億円。値上がり銘柄数は403、対して値下がり銘柄数は1372、変わらずは63銘柄だった。
きょうの東京市場はリスク回避姿勢の強い値動きで、日経平均はフシ目の2万7000円台を割り込んだ。米長期金利の上昇を嫌気する売りが先行した。軟調な米株価指数先物の動きを横目に、下げ幅は一時500円超となり、2万6500円台まで水準を切り下げる場面もあった。前場取引時間中に相次いで発表された中国の経済指標は強弱入り交じったが、小売売上高など消費の停滞を示し、機械セクターなど中国関連株の一角に売りが出て、全体指数を押し下げた。ただ、先物主導による売り一巡後は突っ込み警戒感からの買い戻しで下げ渋った。業種別騰落は、33業種中28業種が下落し、個別株ベースでは全体の75%の銘柄が値を下げている。売買代金は低調で、プライム市場になってから初めての2兆円割れとなった。
【市況】日経平均は続落、一時500円超安、原油高や米金利上昇に懸念/相場概況
日経平均は続落。15日の米国市場は聖金曜日で休場だった。ただ、日本時間今朝の時間外取引でNY原油先物相場が上昇。根強いインフレ懸念を背景に、米長期金利が上昇するとともに米株価指数先物は下落し、週明けの日経平均はこうした動きを受けて261円安からスタートした。日本時間午前に発表予定だった中国の1-3月期国内総生産(GDP)への警戒感もあり、日経平均は前場に一時26571.38円(前週末比521.81円安)まで下落。ただ、後場になると押し目買いも入りやや下げ渋った。
大引けの日経平均は前日比293.48円安の26799.71円となった。東証プライム市場の売買高は8億3481万株、売買代金は1兆8722億円と初の2兆円割れだった。業種別では、その他製品、食料品、機械が下落率上位で、その他も全般軟調。一方、海運業、鉱業、保険業など5業種が上昇した。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の75%、対して値上がり銘柄は22%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 続落、手掛かり材料難のなかリスク回避の売り優勢 (4月18日)
1.日経平均は続落、一時は500円超下げるも後場は下げ渋る
2.前週末の欧米株市場休場で手掛かり材料難、リスク回避ムードに
3.発表された中国の経済指標を受け、中国関連は軟調な株価推移に
4.半導体関連が底堅さ発揮したほか、海運株の頑強な値動き目立つ
5.全体の75%の銘柄が下落し、売買代金低調で2兆円を割り込む
■東京市場概況
前週末の米国市場は、グッドフライデーの祝日で休場。
週明けの東京市場では、前週末の欧米株市場が休場で手掛かり材料難のなか、売り優勢の地合いとなり、日経平均株価は一時500円を超える下げをみせた。
18日の東京市場はリスク回避姿勢の強い値動きで、日経平均はフシ目の2万7000円台を割り込んだ。米長期金利の上昇を嫌気する売りが先行した。軟調な米株価指数先物の動きを横目に、下げ幅は一時500円超となり、2万6500円台まで水準を切り下げる場面もあった。前場取引時間中に相次いで発表された中国の経済指標は強弱入り交じったが、小売売上高など消費の停滞を示し、機械セクターなど中国関連株の一角に売りが出て、全体指数を押し下げた。ただ、先物主導による売り一巡後は突っ込み警戒感からの買い戻しで下げ渋った。業種別騰落は、33業種中28業種が下落し、個別株ベースでは全体の75%の銘柄が値を下げている。売買代金は低調で、プライム市場になってから初めての2兆円割れとなった。
日経平均・・・26,799.71円 -293.48円
TOPIX・・・1,880.08円 -16.23円
JPX日経400・・・16,941.54円 -152.95円
東証マザーズ・・・751.61円 -14.12円
東証REIT指数・・・1,999.12円 6.47円
米ドル円・・・126.58円 0.13円
ユーロ/円・・・136.76円 0.05円
NYダウ・・・34,451.23円 -113.36円
NASDAQ・・・13,351.07円 -292.5円
上海総合・・・3,195.52円 -15.72円
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