【市況】東京株式(大引け)=292円安、戻り一服でグロース株中心に売られる
3日の東京株式市場は、リスク回避の流れが強まり日経平均株価は下値を試す展開に。前日までの4営業日続伸した反動で売りが優勢だった。
大引けの日経平均株価は前営業日比292円29銭安の2万7241円31銭と5日ぶりに反落。東証1部の売買高概算は12億9279万株、売買代金概算は3兆3546億円。値上がり銘柄数は625、対して値下がり銘柄数は1469、変わらずは89銘柄だった。
きょうの東京市場は、戻り売り圧力が意識されるなか日経平均は下押す展開となった。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価3指数が揃って上昇したもののやや買い疲れ感があり、取引時間中は軟調な米株価指数先物の動きを横にらみに、半導体関連などハイテク系グロース株への売りが目立ち、全体相場を押し下げた。値下がり銘柄数は全体の67%を占めたが、そのなか売買代金上位20傑では17銘柄が下落するなど、主力銘柄への売りが顕著だった。日経平均は前場に370円近く下げる場面もあったが、下値では押し目買いが入り後場は下げ渋った。きょうは、好決算発表にもかかわらず、株価を下げる銘柄が少なくなかった。全体売買代金は6営業日連続で3兆円を上回っている。
【市況】日経平均は5日ぶり反落、軟調もみ合い、メタ急落でグロース株中心に売り/相場概況
日経平均は5日ぶり反落。2日の米国市場でNYダウは4日続伸し、224ドル高となった。しかし、取引終了後に発表されたメタ(旧フェイスブック)の決算が失望され、同社を含むSNS(交流サイト)関連銘柄が時間外取引で揃って急落。本日の東京市場でもナスダック100先物の下落を受けて値がさグロース(成長)株を中心に売りが先行し、日経平均は202円安からスタートした。寄り付き後は軟調もみ合いの展開となり、前場中ごろを過ぎると27165.93円(前日比367.67円安)まで下落する場面があった。
大引けの日経平均は前日比292.29円安の27241.31円となった。東証1部の売買高は12億9279万株、売買代金は3兆3546億円だった。業種別では、海運業、電気機器、機械が下落率上位だった。一方、ゴム製品、パルプ・紙、石油・石炭製品が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の67%、対して値上がり銘柄は29%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 5日ぶり反落、米株先物が軟調でハイテク株中心に売り優勢 (2月3日)
1.日経平均は5日ぶりに反落、目先上昇一服場面に
2.取引時間中の米株先物が軟調でハイテク株に逆風
3.値下がり銘柄数が67%占め、主力株の下げ顕著
4.日経平均は一時370円近く下落も後場下げ渋る
5.決算絡みでは好決算発表でも売られる銘柄が増加
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比224ドル高と4日続伸した。朝方には値を下げる場面があったが、午後にかけハイテク株やディフェンシブ株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、リスク回避の流れが強まり日経平均株価は下値を試す展開に。前日までの4営業日続伸した反動で売りが優勢だった。
3日の東京市場は、戻り売り圧力が意識されるなか日経平均は下押す展開となった。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価3指数が揃って上昇したもののやや買い疲れ感があり、取引時間中は軟調な米株価指数先物の動きを横にらみに、半導体関連などハイテク系グロース株への売りが目立ち、全体相場を押し下げた。値下がり銘柄数は全体の67%を占めたが、そのなか売買代金上位20傑では17銘柄が下落するなど、主力銘柄への売りが顕著だった。日経平均は前場に370円近く下げる場面もあったが、下値では押し目買いが入り後場は下げ渋った。本日は、好決算発表にもかかわらず、株価を下げる銘柄が少なくなかった。東証1部の売買代金は6営業日連続で3兆円を上回っている。
日経平均・・・27,241.31円 -292.29円
TOPIX・・・1,919.92円 -16.64円
JPX日経400・・・17,281.40円 -138.3円
日経JASDAQ・・・3,655.78円 -16.37円
東証マザーズ・・・775.46円 -33.18円
東証REIT指数・・・1,942.38円 12.83円
米ドル円・・・114.77円 0.15円
ユーロ/円・・・129.45円 0.16円
NYダウ・・・35,629.33円 224.09円
NASDAQ・・・14,417.54円 71.54円
上海総合・・・3,361.43円 -32.8円
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