【市況】東京株式(大引け)=392円高、米国株高に追随し大幅高で2万9000円台回復
28日の東京株式市場は前日の米株高を受け主力株を中心に広範囲に買いが先行し、日経平均は大幅高で2万9000円台を回復した。
大引けの日経平均株価は前営業日比392円70銭高の2万9069円16銭と3日ぶり急反発。東証1部の売買高概算は9億5249万株、売買代金概算は2兆1688億円。値上がり銘柄数は1871、対して値下がり銘柄数は252、変わらずは62銘柄だった。
きょうの東京市場は大きく買いが優勢となった。前日の米国株市場では景気敏感株などに買いが入り、NYダウなど主要株指数が揃って大きく上値を追い、機関投資家が重視するS&P500指数は史上最高値を更新した。これを引き継いでリスク選好の流れが強まった。米国ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も最高値に買われており、東京市場ではこれを受けて半導体の主力株が買われ、全体相場を牽引した。日経平均は午前中に2万9000円大台を回復したあと、いったんは戻り売りで上げ幅を縮小し2万8000円台に押し戻される展開を強いられたが、後場終盤に買い直され、再び大台に乗せて着地。値上がり銘柄数は全体の86%に達し、商いもやや盛り上がり東証1部の売買代金は5日ぶりに2兆円を上回った。
【市況】日経平均は3日ぶり大幅反発、29000円台回復、米株高受け朝方400円超上昇/相場概況
日経平均は3日ぶり大幅反発。27日の米国市場でNYダウは4日続伸し、351ドル高となった。S&P500指数は連日で過去最高値を更新。クレジットカード会社のマスターカードのデータで年末商戦の売上高が高い伸びを示したことなどが好感された。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで276円高からスタートすると、朝方には一時29121.01円(前日比444.55円高)まで上昇。その後は上値で利益確定の売りも出て29000円を挟みもみ合う展開が続いたが、引けにかけてやや強含んだ。
大引けの日経平均は前日比392.70円高の29069.16円となった。終値としては11月25日以来およそ1カ月ぶりの高値水準となる。東証1部の売買高は9億5249万株、売買代金は2兆1688億円だった。業種別では、精密機器、パルプ・紙、水産・農林業が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは海運業のみだった。東証1部の値上がり銘柄は全体の86%、対して値下がり銘柄は12%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり反発、米株高で主力株が買われ2万9000円台回復 (12月28日)
1.日経平均は急反発、フシ目の2万9000円大台を終値で回復
2.前日の米国株市場で主要株3指数が揃って上昇しリスクオンに
3.SOX指数最高値受けレーザーテクなど半導体の主力株が人気
4.日経平均は途中伸び悩むが、後場取引終盤に買い直され再浮上
5.全体の86%の銘柄が上昇し、売買代金も5日ぶりに2兆円台乗せ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前営業日比351ドル高と4日続伸した。米小売売上高関連データが堅調だったことが好感され、消費関連株やハイテク株が買われた。
東京市場では、前日の米株高を受け主力株を中心に広範囲に買いが先行し、日経平均株価は大幅高で2万9000円台を回復した。
28日の東京市場は、大きく買いが優勢となった。前日の米国株市場では景気敏感株などに買いが入り、NYダウなど主要株指数が揃って大きく上値を追い、機関投資家が重視するS&P500指数は史上最高値を更新した。これを引き継いでリスク選好の流れが強まった。米国ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も最高値に買われており、東京市場ではこれを受けて半導体の主力株が買われ、全体相場を牽引した。日経平均は午前中に2万9000円大台を回復したあと、いったんは戻り売りで上げ幅を縮小し2万8000円台に押し戻される展開を強いられたが、後場終盤に買い直され、再び大台に乗せて着地。値上がり銘柄数は全体の86%に達し、商いもやや盛り上がり東証1部の売買代金は5日ぶりに2兆円を上回った。
日経平均・・・29,069.16円 392.7円
TOPIX・・・2,005.02円 27.12円
JPX日経400・・・18,127.10円 251.17円
日経JASDAQ・・・3,845.09円 14.17円
東証マザーズ・・・989.99円 4.65円
東証REIT指数・・・2,058.06円 19.45円
米ドル円・・・114.85円 0.39円
ユーロ/円・・・130.11円 0.44円
NYダウ・・・36,302.38円 351.82円
NASDAQ・・・15,871.26円 217.88円
上海総合・・・3,630.11円 14.13円
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