【市況】東京株式(大引け)=72円高と3日ぶり反発、衆院選を控え上値重い展開に
29日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発。朝方は値を下げてスタートしたが、後場に入りプラス圏に切り返した。ただ、31日の衆院選を前に上値は重い展開となった。
大引けの日経平均株価は前日比72円60銭高の2万8892円69銭。東証1部の売買高概算は15億6498万株。売買代金概算は3兆5317億円となった。値上がり銘柄数は1026と全体の約47%、値下がり銘柄数は1052、変わらずは106銘柄だった。
【市況】日経平均は3日ぶり反発、日米決算受け方向感乏しく、海運株急伸/相場概況
日経平均は3日ぶり反発。28日の米国市場でNYダウは反発し、239ドル高となった。ナスダック総合指数とS&P500指数は過去最高値を更新したが、アップルやアマゾン・ドット・コムが決算を受けて時間外取引で急落。本日の日経平均は前日終値近辺でスタートすると、前場中ごろには28475.06円(前日比345.03円安)まで下落する場面があった。ただ、好決算銘柄に買いが入って下げ渋り、後場の寄り付き直後には一時29000.65円(同180.56円高)まで上昇するなど、やや方向感に乏しい展開だった。
大引けの日経平均は前日比72.60円高の28892.69円となった。東証1部の売買高は15億6498万株、売買代金は3兆5317億円だった。業種別では、海運業、パルプ・紙、鉄鋼が上昇率上位だった。一方、金属製品、証券、ガラス・土石製品が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の47%、対して値下がり銘柄は48%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり反発、朝安後に切り返しプラス圏に浮上 (10月29日)
1.日経平均は72円高と3日ぶり反発、朝安後に切り返しプラス圏
2.米国でのアップルやアマゾンの決算がさえず前場は軟調に推移
3.好業績銘柄に中心に買い流入も衆院選を控え上値は重い展開
4.好決算が評価されキーエンスやソニーGは買い優勢の展開に
5.昼休みに業績の増額修正と増配を発表した商船三井が買われる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比239ドル高と反発した。好決算を発表したメルク<MRK>やキャタピラー<CAT>が上昇し指数を押し上げた。
東京市場では、日経平均株価は3日ぶりに反発。朝方は値を下げてスタートしたが、後場に入りプラス圏に切り返した。ただ、31日の衆院選を前に上値は重い展開となった。
前日の米株式市場では、NYダウが反発し、ナスダック指数は最高値に上昇した。ただ、アップル<AAPL>やアマゾン<AMZN>の決算がさえずNYダウ先物が下落して推移したことから、東京市場も軟調にスタートし、一時前日比300円を超す下落となる場面があった。しかし、下値には買いが入り後場にはプラス圏に切り返した。もっとも、31日の衆院選を控え神経質な値動きとなり、後場に入り一進一退状態となった。
日経平均・・・28,892.69円 72.6円
TOPIX・・・2,001.18円 1.52円
JPX日経400・・・18,029.06円 -7.13円
日経JASDAQ・・・3,984.35円 -12.62円
東証マザーズ・・・1,107.08円 -11.89円
東証REIT指数・・・2,092.94円 11.39円
米ドル円・・・113.92円 0.32円
ユーロ/円・・・132.44円 0.57円
NYダウ・・・35,730.48円 239.79円
NASDAQ・・・15,448.11円 212.28円
上海総合・・・3,547.33円 28.91円
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