【市況】東京株式(大引け)=370円高と大幅続伸、買い戻しで2万8000円台回復
8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸。米株高などを背景に、買い戻しが流入し2万8000円台を回復した。
大引けの日経平均株価は前日比370円73銭高の2万8048円94銭。東証1部の売買高概算は13億5677万株。売買代金概算は3兆1985億円となった。値上がり銘柄数は1746と全体の約80%、値下がり銘柄数は358、変わらずは79銘柄だった。
日経平均株価は続伸。前日の米国市場では、上院で与野党が債務上限の一時拡大で合意し、債務不履行が回避される見通しとなったことが好感され、NYダウは337ドル高と大幅に3日続伸した。米国株が上昇するなか、日経平均株価も買い優勢となり一時、上昇幅は600円を超す場面があった。海外投資家の買い戻しの動きも観測され、ハイテク株や景気敏感株などが値を上げた。中国の上海総合指数が上昇したことも安心感を誘った。大引けにかけ上昇幅はやや縮小したが、終値ベースでは4日ぶりに2万8000円を回復した。
【市況】日経平均は大幅続伸、海外株高で安心感、一時600円超高も後場上値重く/相場概況
日経平均は大幅続伸。7日の米国市場でNYダウは3日続伸し、337ドル高となった。与野党が連邦政府の債務上限を12月まで暫定的に引き上げることで合意し、安心感が広がった。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで353円高からスタートすると、連休明けで取引再開された中国・上海株が堅調だったことから投資家心理が一段と上向き、前場中ごろを過ぎると一時28321.35円(前日比643.14円高)まで上昇した。ただ、今晩の米国で9月雇用統計の発表が控えているだけに、後場に入るとやや上値の重い展開となった。
大引けの日経平均は前日比370.73円高の28048.94円となった。東証1部の売買高は13億5677万株、売買代金は3兆1984億円だった。業種別では、鉱業、輸送用機器、サービス業が上昇率上位だった。一方、海運業の下落が大きく、証券や銀行業は小幅に下げた。東証1部の値上がり銘柄は全体の80%、対して値下がり銘柄は16%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 大幅続伸、米株高などを背景に買い戻しが流入 (10月8日)
1.日経平均は370円高と続伸、4日ぶりに2万8000円回復
2.米債務上限問題への警戒感が後退し前日のNYダウは大幅高
3.ハイテク株などには海外投資家からの買い戻しが流入の観測も
4.SBGや東エレク、キーエンス、ファナックなどが買われる
5.郵船や商船三井、川崎汽といった海運株は売りに押される
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比337ドル高と3日続伸した。米債務上限問題の懸念が後退したことで、景気敏感株からハイテク株まで幅広い銘柄で買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は大幅続伸。米株高などを背景に、買い戻しが流入し2万8000円台を回復した。
前日の米国市場では、上院で与野党が債務上限の一時拡大で合意し、債務不履行が回避される見通しとなったことが好感され、NYダウは大幅に3日続伸した。米国株が上昇するなか、日経平均も買い優勢となり一時、上昇幅は600円を超す場面があった。海外投資家の買い戻しの動きも観測され、ハイテク株や景気敏感株などが値を上げた。中国の上海総合指数が上昇したことも安心感を誘った。大引けにかけ上昇幅はやや縮小したが、終値ベースでは4日ぶりに2万8000円を回復した。
日経平均・・・28,048.94円 370.73円
TOPIX・・・1,961.85円 22.23円
JPX日経400・・・17,680.55円 182.74円
日経JASDAQ・・・3,956.18円 20.23円
東証マザーズ・・・1,105.56円 21.55円
東証REIT指数・・・2,033.50円 -19.71円
米ドル円・・・111.79円 0.5円
ユーロ/円・・・129.24円 0.5円
NYダウ・・・34,754.94円 337.95円
NASDAQ・・・14,654.01円 152.1円
上海総合・・・3,592.16円 23.99円
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