【市況】東京株式(大引け)=256円高、朝方3万円大台回復後に伸び悩むも7日続伸
7日の東京株式市場は前週から続くリスク選好の流れが継続、日経平均株価は朝方にフシ目の3万円大台を回復する場面があった。ただ、その後は利益確定の売りが出て上値が重くなった。
大引けの日経平均株価は前営業日比256円25銭高の2万9916円14銭と7日続伸。東証1部の売買高概算は12億5738万株、売買代金概算は3兆4335億円。値上がり銘柄数は1477、対して値下がり銘柄数は602、変わらずは110銘柄だった。
きょうの東京市場は寄り付きからリスクを取る動きが優勢で、高く始まった後もじりじりと水準を切り上げ朝方に3万円大台回復を果たした。前日の米国株市場はレーバーデーの祝日で休場だったが、欧州株市場が全面高に買われていたことが市場心理を強気に傾けた。国内での新型コロナ感染拡大ペースが下火となったこともプラスに働いた。緊急事態宣言が期間延長となる見通しとなったが、自民党総裁選を控え新政権下での経済対策などに対する期待が、買いを後押しした。ただ、日経平均は前日までの6営業日で2000円強の上昇をみせていることもあって過熱感も意識されており、朝方に3万円トビ台できょうの高値をつけてからは利益確定売りに伸び悩んだ。全体の67%の銘柄が上昇し、売買代金は3兆4000億円台と高水準だった。
【市況】日経平均は7日続伸、一時3万円台回復、SBGなどに買い/相場概況
日経平均は7日続伸。6日の米国市場はレーバーデーの祝日で休場だったが、欧州市場では主要株価指数が全般堅調だった。また、東京市場では先週末の菅義偉首相の退陣表明を受けて次期政権への期待が高まっており、本日の日経平均は224円高からスタート。朝方には一時30048.23円(前日比388.34円高)まで上昇し、取引時間中としては4月9日以来およそ5か月ぶりに3万円台を回復する場面があった。ただ、ここまで急ピッチの上昇だったこともあり、その後は利益確定の売りが出て上値を抑えた。
大引けの日経平均は前日比256.25円高の29916.14円となった。終値としては4月5日以来の高値で、東証株価指数(TOPIX)はバブル崩壊後の高値を連日で更新した。東証1部の売買高は12億5738万株、売買代金は3兆4335億円だった。業種別では、空運業、情報・通信業、陸運業が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、パルプ・紙、金属製品、海運業の3業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の67%、対して値下がり銘柄は28%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 7日続伸、欧州株高を追い風に一時3万円大台を回復 (9月7日)
1.日経平均は7日続伸、朝方に3万円大台を回復する場面も
2.前日の米株市場は休場も欧州株の全面高が追い風材料に
3.国内での新型コロナ感染拡大ペース鈍化がプラスに働く
4.自民党総裁選を控え、新政権下での経済対策への期待も
5.ソフトバンクGが活況、全体売買代金も高水準に膨らむ
■東京市場概況
前日の米国市場は、レイバーデーの祝日で休場。
東京市場では、前週から続くリスク選好の流れが継続、日経平均株価は朝方にフシ目の3万円大台を回復する場面があった。ただ、その後は利益確定の売りが出て上値が重くなった。
7日の東京市場は、寄り付きからリスクを取る動きが優勢で、高く始まった後もじりじりと水準を切り上げ朝方に3万円大台回復を果たした。前日の米国株市場はレーバーデーの祝日で休場だったが、欧州株市場が全面高に買われていたことが市場心理を強気に傾けた。国内での新型コロナ感染拡大ペースが下火となったこともプラスに働いた。緊急事態宣言が期間延長となる見通しとなったが、自民党総裁選を控え新政権下での経済対策などに対する期待が、買いを後押しした。ただ、日経平均は前日までの6営業日で2000円強の上昇をみせていることもあって過熱感も意識されており、朝方に3万円トビ台できょうの高値をつけてからは利益確定売りに伸び悩んだ。東証1部全体の67%の銘柄が上昇し、売買代金は3兆4000億円台と高水準だった。
日経平均・・・29916.14円 256.25円
TOPIX・・・2063.38円 22.16円
JPX日経400・・・18663.91円 189.54円
日経JASDAQ・・・4039.96円 -4.09円
東証マザーズ・・・1148.86円 13円
東証REIT指数・・・2149.67円 -11.63円
米ドル円・・・109.92円 0.03円
ユーロ/円・・・130.54円 0.19円
NYダウ・・・35369.09円 -74.73円
NASDAQ・・・15363.51円 32.33円
上海総合・・・3676.58円 54.72円
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